ー泉UDON友の会とは。

泉UDON友の会とは、「うどんの庄 かな泉」出身の大将の会です。

名店「かな泉」出身の店主さんの味を食べ比べるのも面白いですね。

※写真は「もりや」さんのうどん。弾ける弾力とエッジに驚愕。

※荒々しく豪快と言う表現がぴったりの「はゆか」さんのうどん。

※「つづみ」さんのうどんは強く鍛え上げられた水分量多め独特なうどん。

ーー「かな泉」とは。

「うどんの庄 かな泉」は、1949年に製麺メーカーとして設立.

贈答用のうどん販売に加え、四国、中国、近畿地方で10店舗以上展開していた讃岐うどんの立役者的なお店でしたが、残念ながら2012年に営業停止となっています。

セルフで安いという讃岐うどん店のイメージと違い、やや高級な一般店（席に座って注文し、うどんが届けられ食後に会計をするお店）でした。

その名店「かな泉」で腕を磨き、独立、出店した大将のお店のグループが「泉UDON友の会」です。

特徴として、一般店が多く、営業時間が長く、うどんは太くコシのある麺が味わえます。

ーー泉UDON友の会のお店一覧。

ーー同業者からも評価の高い「おか泉」。

宇多津町県道33号線沿いにあるのが「おか泉」。

看板メニューは、出来たて麺の上に、巨大エビ天2本がそびえ立つ「ひや天おろし」。讃岐うどん巡りのバイブル「恐るべき讃岐うどん」では一般店の西の王者と言われたお店です。

※大型連休は長蛇の列。平日でも待ちが出来るほどの超人気店です。

ーー本格派の話題店「喫茶スタート」。

名前の通り喫茶店です。

しかし、麺はうどん専用の小麦「讃岐の夢2000」を使った本格派です。朝はミニうどん付のモーニング、またコーヒーを練り込んだコーヒーうどんや、讃岐うどん店では滅多にお目にかかれない焼うどんもあります。

ーーメディア出演でお馴染み。高松市香川町「本格手打 もり家」。

テレビを始め多くのメディアで紹介される人気店。地元テレビ番組で特集された、「地元うどん屋店主100人が選ぶ讃岐うどん店ランキング」で1位を獲得しています。

エッジ(角の立った)が効いたうどんこそ、伝統的な讃岐うどん。

うどんを限界まで鍛え上げ、外側はもちもち、芯はしっかりとコシが残った麺が味わえます。

※高松空港からも近く、県内外の数多いうどんファンには定番のうどん店です。

※丼からはみ出るかき揚げがのった「かき揚げおろしうどん」が人気。

〇取材記事はコチラ→名店「本格手打 もり家」森田社長が語る～讃岐うどんのエッジと讃岐うどん職人とは～

ーー泉UDON友の会では珍しいセルフ店。綾歌郡綾川町「本格手打うどんはゆか」。

「泉UDON友の会」らしい剛麺とこだわりの2種類のぶっかけ出汁を堪能できます。讃岐うどんのイメージ通り、太くコシの強いうどんが人気です。

※国道32号線から、少し南に入ったところにあります。

※「はゆか」さんと言えば「ぶっかけ」。出汁を濃口か薄口か、麺は温いか冷たいかを注文時に選べます。

〇取材記事はコチラ→受け継がれる讃岐うどんのダイナミズム「本格手打ちうどん はゆか」～店主内海さんのうどんづくり～

ーー圧巻のコシ。丸亀市通町「本格手打ちうどん つづみ」。

※2021年10月に移転致しました。下記情報は移転前の情報となります。

創業から25年を超える「手打ち」にこだわる讃岐うどん店です。

古き良き伝統の味を守り続け、じっくりと時間をかけ、うどんを鍛え続けています。加水量も多く、朝練りの新鮮でコシの強いうどんが楽しめます。

※丸亀駅近辺の商店街入口に2003年に移転。商店街の入り口にあります。

※人気メニューは「とり天ぶっかけ」。

〇取材記事はコチラ→丸亀市内「本格手打ちうどん つづみ」をご紹介。純手打ちの伝統的な讃岐うどんが楽しめます。

どちらのお店も名店の味を受け継ぎ、しっかりとしたコシのある伝統的な讃岐うどんの麺を味わう事が出来ます。三大系統の宮武ファミリー、なかむら系、泉UDON友の会のそれぞれのお店を食べ比べるのも楽しいと思います。