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讃岐うどん CLAPクラップ

2018年度「さぬきの夢」うどん技能グランプリ〜ゆでうどん部門〜に取材に行ってきました。

2018.10.10

県産小麦「さぬきの夢2009」。

「さぬきの夢2000」から数えて2代目となります。

県産小麦「さぬきの夢」を使ったゆでうどん部門の技能大会です。

グランプリを受賞された讃岐うどん店は毎年12月に行われる「全国年明けうどん大会」のオープ二ングに表彰され、あのうどん県副知事の要潤さんとステージ上で共演。

さらに、ステージ上でうどんを打って、来場客に振る舞えるという…うどん県ならではの名誉も。

2018年度さぬきの夢うどん技能グランプリ〜ゆで部門〜に取材に行ってきました。

 

【イベント】全国年明けうどん大会2017inさぬきを取材しました。

 

グランプリの流れ

場所は香川県庁舎の北館3階で行われました。

昭和54年に前身の「讃岐うどん品評会」の第1回が開催され、記念すべき今年で40年。

主には県産小麦「さぬきの夢」を使用している店舗の茹でうどんを審査員の方々が実食して採点、審査となります。

審査カテゴリーはさぬきの夢を100%使用した「さぬきの夢部門」とさぬきの夢を50%以上使用した「ブレンド部門」の2つです。

ちなみに昨年は「さぬき麺業」さんが見事グランプリでした。

※初代「さぬきの夢2000」が誕生して18年。現在は「さぬきの夢2009」ですが、試行錯誤が繰り返されています。

 



 

審査員の方々は

さぬきうどん研究会や香川県製粉協同組合の方に、さらに「さぬきの夢」の開発に携わられた産業技術センターや農業試験場の代表者の方々です。

基本的には「さぬきの夢」の開発に携わられた方々が審査員の中心で、いかに「さぬきの夢」の特徴を生かしたうどんであるかが審査ポイントだそうです。

ちなみに司会は県職員の方々でした。

※「さぬきの夢」プロジェクトに携わった重鎮の方々が審査を行います。

 

 

審査方法について

審査のポイントは2点。

外観と味の2点です。

外観は色(光沢含む)と形状(見た目)の審査ポイントを各5点満点で審査員が採点します。

最初に各審査員で基準となる3点を設定して、試食したうどんが3点以上かどうかなどを採点します。

味はコシ(粘り含む)と匂い(特に小麦粉の風味)の2つの審査ポイントで各10点満点の基準点は5点です。

採点は審査員各々の主観で良いそうです。

 

「美味しい讃岐うどん」の正体は。

 

※取材プレス用に配布された技能グランプリの採点用紙記入例です。

 

 

経過について

100%の「さぬきの夢」部門は16店舗が今回の決勝に残っています。

「ブレンド部門」は12店舗が決勝に。

それらを今回の審査でグランプリを選出します。

審査員の方々もうどん自体に何もかけずに食べなければいけませんので、かなり大変そうでした(笑)。

審査中は皆様、一言も喋らずに黙々と試食と採点を繰り返しておりました。

休憩中にこっそり聞こえた話では、皆さん「今回はレベルが高い」「採点が本当に難しい」と口々に仰ってました。

※テーブルにエントリーされたうどんが机に置かれています。うどんを設置するのはうどん屋店主さんですが、この段階では審査員の方々は別室で待機しています。当然ガチ審査でした。

 

 

農業生産流通課の方より

「さぬきの夢も実は2代目。初代のさぬきの夢2000が誕生してから20年近く経過しています。ですが、香川県のうどん屋の店主さんには今ひとつ浸透できていないのが残念です。初代は県産小麦ということで色々な店主さんに使って貰えたのですが、ASWと比較すると、やや使いづらいところがあり、その印象が色濃く残っているので、ぜひさぬきの夢2009も色々なうどん屋さんに使って頂きたいです。」と仰ってました。

「特に独特のコシと弾力、綺麗なクリーム色がさぬきの夢のp特徴ですからね。」とのことでした。

 

讃岐うどんをつくる小麦粉「ASW」と「さぬきの夢」について。

 

※審査に入る前の審査説明の写真です。審査中(試食中)は会場が静まり返っていました。

 

 

最終審査は

最後は8つのうどんが机に出されて、最終審査となります。

ちなみに決勝で惜しくも敗れたうどんを私も試食させて頂きました。

うどんも時間が経過して、乾燥しているのが前提でしたが。

外観は太い細いくらいの区別は尽きますが、私のような素人では味の区別は難しいです。

どれも同じに思えました(笑)。

※今回の審査はレベルが高く、同票数での1位もあったとか。

 

※今回のブレンド部門のグランプリうどんです。素人の私には違いがわかりませんでした。勉強不足ですね。

 

 

審査を終えて

審査員長より「かなりレベルが高く審査は難しかった。年々、審査が難しい。上位のものはさぬきの夢の特徴を上手に引き出せていたと感じました。審査員として、大変嬉しく思います。」とのことでした。

※緊張の中、行われた「ゆでうどん部門」のレポートでした。

 

 

取材を終えて

かなり厳粛な雰囲気で雑談する方はほとんどいませんでした。

ゆでうどん部門のポイントは県の職員さん曰く「ASWは比較的時間が経過しても、コシが残りやすいが、さぬきの夢はそうもいかないので。そこが重要ではないか」とのこと。

出来たてのうどん勝負ではないので。

時間が経過しても美味しいうどんを作れているかというのが重要でした。

各賞決定後に試食させて頂きましたが、何もつけずに食べることとかなり時間が経過していることが前提条件です。

そのあたりをしっかり攻略した、うどん店さんは高評価となるのではないでしょうか。

 

讃岐うどん店主に選ばれる小麦粉「ASW」について。

 

この記事を書いた人

アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/

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