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讃岐うどん CLAPクラップ

JR高松駅から徒歩30秒「さぬき手打 味庄」をご紹介。職人歴60年超えの味が楽しめます。

2018.12.26

JR高松駅から徒歩30秒の1988年創業の「味庄」さんをご紹介。

店主の十河さんは讃岐うどん一筋60年以上の職人さんです。

讃岐うどん店としてのこだわり等を店主十河さんや女将さんに取材させて頂きました。

 

 

JR高松駅から徒歩30秒「さぬき手打 味庄」をご紹介。職人歴60年超えの味が楽しめます。

「味庄」さんの創業は。

瀬戸大橋が開通した1988年に開業したんです。

今年で30年です。(※2018年取材当時)

JR高松駅のすぐ近くなんで、観光客の方も多いんですよ。

※創業30年の「味庄」さん。JR高松駅の西側、高速バスターミナル乗り場から徒歩30秒です。



讃岐うどんブームも肌で体験

基本的には昔ながらの讃岐うどんを良心的な価格で提供したい気持ちでずっとやっています。

開業当時の1988年はうどん1玉100円からはじまりました。

何度も原材料の値上げもあり、仕方なく値上げしましたが、安くて美味しい讃岐うどんを食べてもらいたい気持ちは創業から変わりませんよ。

※老舗のセルフうどん店のスタイルらしく、出汁は自分で注ぐスタイルです。基本的に「かけうどん」に隣のトッピング棚から揚げや天ぷらを好みでのせて食べるようになります。

※店主の十河さん(右)。実は御年80歳を超えていらっしゃいますが、現役バリバリです。

 

 

うどんづくりのこだわりは。

昔から同じ、変わらない作り方でつくることやな。

塩加減と練り加減が大事なんやわ、それをするんが当たり前やわな。

小麦粉は国産とオースタラリア産を混ぜたものを使こうとる。

※どちらかというと、細めの讃岐うどん。食べると中心にしっかりとした「コシ」を感じることが出来ます。




なぜ、讃岐うどんはおいしいか。

手でこねて、足で踏んで、麺棒でのばすからや。

うどんの材料は小麦粉と水、塩だけや。

職人は加減が出来ないかん、特に塩加減。

うどん屋やったら、これがほんまに出来て当然というか、当り前に出来ないかんことや。

※うどん職人歴60年以上の十河さん。そんな名人になっても毎日の天気や温度、湿度を見極めて、うどんづくりをはじめます。今回は取材ということもあり、十河さんのうどんづくりを間近で見せて頂けました。

※讃岐うどんならではの「踏み」。しっかりと基本通りに内側から外側へ。細かく、強すぎず、弱すぎず、生地を踏んで鍛えます。

 

 

おすすめのメニューは。

よく出るのは「かけうどん」です。

上にのった油揚げは毎日、手作りで仕込んでいます。

甘辛く、分厚い油揚げは大将のうどんとあっていると思いますよ。

常連さんは大抵、油揚げをのせて「きつねうどん」にして、召し上がって頂くことが多いんです。

※一般的なお店よりも厚みのある油揚げがのった「きつねうどん」。「味庄」さんは早朝5時から営業してますので、うどん巡りの朝食にもオススメです。写真はかけうどんにトッピングで油揚げをのせたものです。

※熱々でジューシーな油揚げ。一度、食べるとクセになるほどの美味しさで手作りの温かみも感じます。女将さん一押しのメニューです。

 

 

讃岐うどんの楽しみ方は。

色々あるけどの。

なんにもいれんと食べる「かけうどん」が一番うまいわ。

天ぷらや肉を入れたら、そら、うまくなるけどのお。

うまいうどん言うんのは、なんもいれんと食べてもうまいんやわ。

※讃岐うどん一筋…つくり続けてきた十河さんの言葉には説得力があります。最近は珍しいトッピングや新しいうどんメニューがどんどん出てきていますが、やっぱり「かけうどん」。基本が一番です。

※まだまだ現役で讃岐うどんづくりに取り組まれています十河さん。うどんづくりは加減が大事と仰られています。流れるような手つきを見せて頂けました。お忙しいところ、ありがとうございました。

 

 

女将さんのオススメメニューは。

ぶっかけうどんです。

特に夏場はよく出ますね。

ぶっかけ出汁は自家製で昔から作り方も変えてませんしね。

当店のうどんの歯ごたえが一番楽しんでもらえるメニューだと思います。

「かけうどん」の次によく出るメニューです。

※自家製のぶっかけ出汁をたっぷりとかけて、食べる「ぶっかけうどん」はトッピングなしで。天ぷらを乗せなくても、大サイズをぺろりと完食出来ます。暑い夏にはさらに美味しさが増すこと間違いありません。

※たっぷりの海苔にサクサクの天かすとネギ。「味庄」さんのうどんの美味しさが一番楽しめるメニューです。

※うどん生地を撮影させて頂けました。微妙な凹凸が「味庄」さんの加減を追求したうどんを誕生させます。柔らかそうで弾力ある生地です。職人さんの研ぎ澄ませた勘が命です。うどんづくり奥深いです。

※自家製ぶっかけ出汁がよくからんだ「ぶっかけ」。取材時に頂きましたが1分で完食してしまいました(笑)。ツルツルと食べられて、思わず「おかわり」!と言いたくなります(笑)。

※天ぷらはかき揚げやちくわのようなスタンダードなものから。季節の野菜や冬はマイタケやシイタケを天ぷらに。「味庄」さんのような老舗でも、常連さんを飽きさせない工夫をされています。

※オススメは「いなり寿司」。自家製の肉厚な油揚げを使った「いなり寿司」は人気メニューだそうです。うどんと一緒にどうぞ。

※JR高松駅から徒歩30秒。さらに早朝5時から営業していますので、観光客の方に本当にオススメです。

 

味庄
住所 〒760-0021 香川県高松市西の丸町5-15
電話番号 087-851-6387
営業時間 5:00~15:00 ※休みは土曜日と祝日

この記事を書いた人

アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/

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