
なかむら系と呼ばれるうどん屋さんを簡単にまとめてみました。

ーーなかむらうどん。
お客さん自らが裏の畑にネギを採りに行くと云う有名なエピソードを持つ「なかむらうどん」。
あまりのお客さんをほったらかしにした対応と、「軟体腰」と呼ばれた細くて柔らかいのに弾力のある麺。作家村上春樹氏も超ディープなお店として紹介しました。
→関連記事【あの村上春樹氏が「さぬきうどん巡り」をしていた!】
讃岐うどん巡りブームを牽引した「なかむら」は県内で血縁関係やお弟子さんなどが店を出し、「なかむら系」として人気を誇っています。今回は、「なかむら系」と呼ばれるお店をご紹介します。
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「なかむらうどん」
ーー本家 なかむらうどん。
讃岐富士と呼ばれる飯野山の近くにお店はあります。一昔前までは「怪しさ」があふれており、讃岐うどん穴場巡りのシンボル的な存在でした。元は鶏小屋と言われた建物で、お客さんが自分でセイロからうどん玉を丼に入れ、ネギは裏の畑から取ってきて自分で刻んで載せるなど、数々の伝説がありました。
現在は、代替わりもされ、自分でネギを採ってくることもなくなり、建物も新しくなって「怪しさ」は無くなってしまっています。

※ザ・讃岐うどん店の趣を感じさせます。

※元は鶏小屋ともいわれていたそうです。

※麺通団により「軟体腰」と呼ばれた細くて柔らかいのに弾力のある麺は健在です。
なかむらうどん | |
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住所 | 丸亀市飯山町西坂元1373-3 |
電話番号 | 0877-98-4818 |
営業時間 | 営業時間:09:00~14:00 売切次第 定休日:火曜日 |
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本家二代目の実弟が営む「中村うどん」
ーーなかむらうどん。
1995年丸亀市にオープンしたのが「中村うどん」。
本家「なかむらうどん」の二代目大将の実弟さんが腕をふるっています。飯山町が丸亀市と合併してから、お店を区別する為に店名を飯山の方をひらがな、こちらの店は漢字表記が一般的。うどんの練りや延ばしも今でも手作業にこだわり、初代から受け継いだ技で麺を打たれています。

※中讃地区の指折りの人気店です。

※スタンダードなかけが美味しい。
中村うどん | |
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住所 | 丸亀市土器町東9-283 |
電話番号 | 0877-21-6477 |
営業時間 | 営業時間:10:00~14:00 (玉切れ次第終了) 定休日:金曜日 |
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三代目(長男)が東讃地区に独立開店「なかむら屋うどん」
ーーなかむら屋うどん。
香川医大のそばに飯山なかむらうどんの二代目大将のご長男が2015年にオープンしたのが「なかむら屋うどん」です。「なかむらうどん」「中村うどん」「なかむら屋うどん」3店舗を食べ比べてみても楽しいです。

※写真は「なかむら屋うどん」の外観です。

※昔ながらの讃岐うどんと言えばこれ!
なかむら屋うどん | |
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住所 | 高松市前田東町720-6 |
電話番号 | 087-813-2398 |
営業時間 | 営業時間:(平日)10:00~14:00(土・日・祝)08:30~14:30 定休日:木曜日 |
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うどん一福 国分寺
ーー「うどん一福 国分寺」。
現在、高松市国分寺町、高松市内商店街、東京神田にお店を構えるのが「うどん一福」。大将は、丸亀市の「中村うどん」で修業されていました。中村うどんをさらに進化させたその麺は、麺通団団長が、「奇跡の麺」と言ったことから注目を浴びました。
超極細麺でありながら、コシの強さを充分すぎるほど感じられます。「冷たいかけうどん」や「ざるうどん」など冷たいうどんがおすすめです。

※名店「うどん一福」の外観です。

※細麺が特徴の「一福うどん」のかけうどん。
さぬきうどん一福 | |
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住所 | 高松市国分寺町新居169-1 |
電話番号 | 087-874-5088 |
営業時間 | 営業時間:(平日)10:00~14:00(土日祝)10:00~15:00(麺がなくなり次第終了) 定休日:金曜日 |
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この記事を書いた人
セイジ・コシ・ASW(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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