☆☆祝優勝!!「うどん脳」~2023年ゆるキャラグランプリ優勝~☆☆
- 2023.09.15
※2023年10月追記。
「うどん脳」さんが2023年ゆるキャラグランプリで念願の優勝!!
当記事はゆるキャラグランプリ開催中の2023年8月に超★オバさんに取材させて頂いた記事です。
グランプリ開催中の緊張感や讃岐うどんに関わる方への感謝の気持ちが感じられます。
ぜひ、ご覧ください。
香川県といえば讃岐うどん。
讃岐うどんのPRに長年従事され貢献された「うどん脳」さん。
そんな「うどん脳」さんが2023年のゆるキャラグランプリ「ゆるバース」に出場を決めました。
誕生前夜のお話からグランプリ出場、そして讃岐うどん愛について、SNSでお馴染みの超★オバさん(うどん脳プロデューサー)に取材させて頂きました。
「うどん脳」さんを「ゆるキャラグランプリ1位」となるように支えて行きましょう。
香川県のシンボルキャラクター「うどん脳」を応援しよう〜ゆるキャラGP1位に向けて〜
ーー「うどん脳」誕生について。
今から、約12年前の2011年に「うどん脳」が誕生しました。
当時は脳の診断メーカーが流行していまして、人間の「脳みそ」と「うどん」が似ているなーと思いついたイラストレーター岡谷敏明が「うどん脳」をデザインしました。
「うどん脳」のデザインについては今でこそ、ある程度の認知を頂いていますけど…。最初の頃は誹謗中傷が多く、傷ついた時期もありました。
一番多く言われた言葉が
「何これっ、気持ち悪い!」
でした(笑)。
「気持ち悪い!」は1万回以上は言われたんじゃないでしょうか(笑)。
中々、大人になって「気持ち悪い」とか「こっち見るな」とか言われることはないと思うんですど、当時はキツかったです(笑)。
だけど、もう慣れました(笑)。
慣れてしまうのも、どうかとは思いますけどね(笑)。
逆に子どもは「面白い!!」と、笑ってくれる事が多いです。
ーー「うどん脳」のブレーク。
「うどん脳誕生」のあと「うどん県発表」で、一年間くらいは、どこからも相手にされない…厳しい時期が続きました。
「うどん脳」が巨大化したとき、運よく「本場さぬきうどん協同組合」さんが「うどん大使」に任命してくださいました。
それが大きなきっかけで、多くのメディアやイベントに呼んで頂けるようになったと思います。香川県をPRするために、海外の大きなイベントにも呼んで頂けるようになりました。
ブレイクと言うとおこがましいですが、注目されたのはこのタイミングだったと思います。
有難いことにイベントやテレビ出演・企画などが軌道に乗ってからは、本当に忙しくさせて頂き、先々のスケジュールが自然と決まりました。
振り返ると、色々な方々に助けて頂いて、本当に運が良かったなと思っています。
これまでに関わらせて頂いた皆様のおかげで「うどん脳」があるんです。
ーー思い出してもらえる香川県のゆるキャラ「うどん脳」。
有難いことに香川県にゆかりのある企業様や団体様から、
「東京で香川県に関係するイベントをするので、うどん脳を使って良いですか」
「香川県出身のタレントさんや企業広報でPRするので使わせてください」
という、お問い合わせを頂くことが本当に多くなりました。
最近では中学生国体や幼稚園や学生さんの活動で記念グッズやパンフレット、応援旗やスライドスクリーンなど、多く使って頂けたりしています。
お問い合わせをいただいた時、
「香川県といえば、うどん脳さんですよね。一番に思い出しましたので連絡しました‼︎」
こんな言葉をかけて貰えることは、最初の頃は全く想像もしませんでした。
遠く離れて故郷を思い出す人、これからの若い世代の方々に、香川県といえば「うどん脳」と思い出して貰える…これ以上の嬉しいことはないと思っています。
ーー念願の香川県内のうどん屋さんとの活動。
私たちは非公式のキャラクターなので活動資金として商品を作ったり…と営利目的もあるのですが、香川県のうどん屋さんと一緒に讃岐うどん業界を盛り上げたいという気持ちが一番にありました。
しかし、ゆるキャラブームで先々のスケジュールが埋まっていき、忙しくなるに連れて、地元のうどん屋さんと活動をする時間は、取ることが難しくなっていました。
しかし、コロナ禍で状況が一変しました。
それまで「SNSやWEB記事でうどんの情報発信」や、どちらかと言うと、「県外や海外に向けて、讃岐うどん文化をPRするイベント」でしたが、コロナ禍でそれがなくなりました。
そして、私たちもそうですが、地元うどん屋さんも厳しい苦境に立たされていました。
そこで、「うどん脳」を立ち上げた頃の
「香川県のうどん屋さんや讃岐うどんの役に立ちたい」
という気持ちが沸々と湧いてきました。
そこで立ち上がったのが「SAVE THE UDON」うどん券プロジェクトです。
プロジェクトでは、様々なジャンルの人たちが「うどん」を元に関わり助け合い、プロジェクトは成功に終わりました。
やっぱり、香川県内のうどん屋の大将たちは本当に親切で優しい。
うどん屋の大将たちはどんな苦境にあっても、うどん屋という職業を貫いている。
それがあるから「うどん脳」も存在できていることに、プロジェクトを行いながら気付かされました。
ーー「うどん脳選挙事務所」が誕生。
先ほどお話した「SAVE THE UDON プロジェクト」発起人の森田さんと、高松市内のうどん屋「ひさ枝」さんとで、「ゆるキャラグランプリ」出馬の「うどん脳」を応援する選挙事務所「世界うどん党」を立ち上げてくれています。
ひさ枝さんでは「勝ちどきうどん」というメニューがあり、売上の一部をゆるキャラグランプリ活動費に寄付して頂く仕組みとなっています。
うどんは、三角のお揚げに海老天2本を見立てて、勝利の兜をイメージしたうどんです。
今回のゆるキャラグランプリは、投票仕様が「メタバースの仮想空間」です。詳しくは言えませんが、メタバース用のアバターを作らなければいけなかったり…色々とゆるキャラグランプリ参加自体にもにお金がかかります。
その他にも、よしや山下さん・ヨコクラうどんの横倉さん・蒲生うどんのさとし君など、多くのうどん屋の大将たちに支えられて…。
うどん脳を応援・投票していただいているうどん屋さん・グループの方にお礼として「オリジナルうどん脳」を製作したところ「うどんやうどん脳ステッカーコレクション」が実施される事になりました。
画像は、お店で実施できる処のみで、他にもたくさんの方が応援されて、オリジナルうどん脳が誕生しています。
本当に皆様に助けていただき、感謝しかありません。
ーーゆるキャラGPに出場した理由。
私の話になりますけど、
「自分の人生で一体何を残せるのか」
を、50歳を超えてずーっと考えていました。
それと、今後、私たちが引退した時に「うどん脳」はどうするのか、ということ…。
「うどん脳」というプロジェクトを継承してもらうにしても、知名度や運営体制、経営的なことも含めてどうするのか…。
もっと、「うどん脳」自身が今以上にメジャーにならなければいけないし、これまでと同じ活動では、同じ層の方々にしか伝わらない。新しい世代にも興味をもってもらう…など。
そこで偶然、今回のゆるキャラグランプリが3年ぶりに開催されると知り、最終決戦の場所も淡路島で香川県から近くだったので、これはチャンスじゃないかなと思って出馬することにしました。
また、私のというか「うどん脳」の悩みと同じく、香川県のうどん屋の大将達のお話を伺うと、少子化や物価高騰などの問題に直面しながら、讃岐うどんの文化の継承と世代交代の問題について真剣に考えていらっしゃいました。
現在、讃岐うどん業界を盛り上げているのは40~50代の大将達が多く、一生懸命でSNSの投稿やイベント開催を行い、讃岐うどんの発信に尽力されています。
私たちも、うどん屋の大将たちも
「大好きな讃岐うどんを守りたい」
根本は同じ想いだったんだと分かったことが、ゆるキャラグランプリに応募する最後のひと押しになりました。
『うどんを世界と未来へ繋げたい。』これは、このグランプリの共通ワードでもあります。
ーー今明かされる、超★オバさんのルーツ。
実は私の祖父がうどん屋をしておりまして、高松市内でうどん屋を経営していました。
祖父はさぬき麺業の先代の香川社長たちと「本場さぬきうどん協同組合」を立ち上げた、うちの一人でもあるんです。
うどん屋の店舗営業以外にも、県外のイベントで讃岐うどんの実演販売等も行ったりして、讃岐うどんのPR活動も積極的に行っていたそうです。
祖父が生きていた頃でも私自身、讃岐うどんは、普段日常的に食べる生活食くらいとしか考えていませんでしたけど…。
今は、讃岐うどんという守るべき文化を県外にPRする役割を不思議な巡り合わせで、祖父から引き継いだと思っています。
「じっちゃんの名にかけて!!!」(爆笑)
うどん文化を日本、いや全国に広めるぞー!!
とはいえ、まだまだ若輩者でありますので、皆様に助けていただきながら活動できたらと思っています。
どちらかというと、普段の私は激しい人見知りでもあり、できれば目立ちたくない。とにかく日の当たるところには出たくない人間なんです。
例えるなら、石の裏にいるミミズみたいな(笑)。
なので、気軽に話しかけていただけたら、すごく助かります。
最後に、このご時世、嫌なニュースが多い中、単純に「うどんが好き」で盛り上がれるなんて素敵なことだと思うんです。
私たち大人が先陣をきって、面白がってやってみることが大事!それを見た次の世代につながればいいなと思っています。
「うどん脳」共々、これからも「かけ巡り」ますので、「ゆるキャラグランプリ〜ゆるバース」の清き一票のご協力、よろしくお願いします。
うどん脳 | |
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公式サイト | https://www.udonw.com |
この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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