香川県を観光地として選ぶ理由はもちろんアレです。
- 2017.08.26
全国一狭い香川県。今では「うどん県」の方が広く知られているかもしれません。
栗林公園や金刀比羅宮(こんぴらさん)にお遍路。
最近では、直島を中心とした瀬戸内国際芸術祭も認知度が高まり、香川県に訪れる観光客は増えています。
2017年7月16日の地元紙「四国新聞」に香川県が2016年度に実施した観光客の実態調査が掲載されました。
観光客が香川県を選ぶ理由第1位はやっぱり「讃岐うどん」。
ーー全国から観光客の方が香川県へ来る目的は?
香川県では2016年6、8、11月と2017年1月の計4回と県内の主要観光地10か所で聞き取り調査を実施しました。
2945人の県外からの観光客に香川への観光を選択した理由(複数回答)を調査した結果、第1位は「讃岐うどんを食べるため」となったようです。
以下、アンケート結果は次の通りです。
1位 讃岐うどんを食べる・・・40.1%
2位 歴史的な神社仏閣を見る・・・31.8%
3位 海や島など豊かな自然に触れる・・・23.2%
4位 屋島、栗林公園、琴弾公園などの名所・・・18.9%
5位 アクセスしやすい・・・18.7%
6位 レジャー施設に行く・・・17.9%
ちなみに、77.4%の観光客が「うどんを食べた・食べる予定」で、飲食したうどん店は平均1.49店だった。
複数の店舗で食べた人は3割以上いたようです。
記事の中で、さぬきうどんブームの火付け役で四国学院大の田尾和俊教授もコメントしていましたが、旅行先を選ぶ理由のトップに地元グルメが上がるのは珍しい事だと思います。
JTBパブリッシングが発行している旅行誌「るるぶ」の表紙をチェックしたところ、食べ物の名前が表紙に押し出されていたのは、栃木の宇都宮餃子と香川のうどんだけでした(笑)。
香川県が推進しているうどん県キャンペーンは、「うどん県。それだけじゃない香川県」なんですが、やはり、「うどんを食べに来たついでに、観光する」というのが1番なんでしょうか。
もしくは、うどん店巡りが「1つのレジャー」として、認知されているということなんでしょうね。
観光客の要望に応えたうどん店も続々と誕生しているようです。
(C)四国新聞2017年7月16日より抜粋
この記事を書いた人
セイジ・コシ・ASW(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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