search

讃岐うどん CLAPクラップ

【知識】香川県はなぜ「うどん」が盛んなのか?~その3~

2017.10.12

うどん県といわれるようになった香川県。なぜ、うどんが盛んになったのか?の第3弾です。

【知識】香川県はなぜ「うどん」が盛んなのか?~その3~

ーー香川県の食習慣から整理してみました。

香川県人のうどん好きは日常の食習慣から生まれ育っている面もあります。田植えのはじめのお祝い「さいけ」、田植えが終了したお祝い「半夏(はんげ)」、「さのぼり」といわれる古くからの農耕儀礼や慶弔の行事には必ずといっていいほど「うどん」が主役だったのです。そのような行事にうどんを作る際は父親がうどんを打ち、母親が茹で湯を沸かしたり、子供が父親の背中に背負われて、親子でうどんを踏みこむという光景がよくあったようです。

※稲作とも深い関わりのある香川県の「うどん」。

 

 

ーー「半夏(はんけ)」とは。

時期的には7月上旬、夏至から数えて11日目をさすそうです。夏は稲の田植えが終了し、麦の刈り取りも終了する農家にとって大変忙しい時期です。並行して田んぼの草刈り手入れや虫取り等にも従事します。「半夏」の行事食は新麦でつくる「うどん」に「たけのこのしっぽく汁」が伝統的だそうです。ひと昔前は家族やご近所全員で農作業を行うことが多く、近所付き合いもさかんでした。

そのような中で節目節目で行事食をつくり、家族や親戚、ご近所さんに刈り取ったばかりの新麦でつくるうどんをみんなで食べたそうです。

これがもとで7月2日は「うどんの日」ともなったとも言われています。香川県でも地域によって行事食の内容も差があり、地域が変われば別の行事食を食べることもしばしばあったようですね。

※最近では農業の機械化も進歩し、家族やご近所一同で農作業をすることも少なくなりました。

※「半夏」に振るまわれるうどんは水車で引いた小麦の一番粉を使っていたといわれています。

 

 

 

ーー田植えの終わりに「さのぼり」。

田植えの終りに田んぼの神様を送るお祝い行事のひとつ。こちらも「半夏」と同様に「うどん」を振る舞うことが多かったようです。うどんに乗せる具材も各家庭で色々だったそうです。

※香川では一般的に結婚や新築等のお祝い事の際に家庭でよく「うどん」が振る舞われていました。

この記事を書いた人

アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/

YouTube/公式YouTubeチャンネル 
ボクらのうどんMore

唯一無二のうどんトーク番組ボクらにうどん

讃岐うどん専門の動画チャンネルです。
讃岐うどん店の店主さんにご出演頂き、色々なテーマに沿ってトークして頂いています。
讃岐うどん専門メディアとして、唯一無二の切り口の動画チャンネルです。

PICK UP!編集部おすすめうどん動画

讃岐うどん CLAP クラップ in 瀬戸内国際芸術祭2019 Setouchi Triennale 2019 瀬戸芸2019を振り返る。瀬戸内海の島々のコンテンツが蘇ります。
讃岐うどん CLAP クラップ in 瀬戸内国際芸術祭2019 Setouchi Triennale 2019 瀬戸芸2019を振り返る。瀬戸内海の島々のコンテンツが蘇ります。