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讃岐うどん CLAPクラップ

高松市内のさぬき麺業松並店。地元でお馴染みの「ねてもさめてもうどん」の老舗うどん店です。

2017.07.28

「昔ながらの手打ちうどん」が味わえる、さぬき麺業松並店を取材させて頂きました。

うどんを生業にして80年以上のうどんのこだわりを教えて頂きました。

 

 

「ねてもさめてもうどん」でお馴染みの「さぬき麺業松並店」さんを取材させて頂きました。高松市内にある観光客にも人気のうどん店です。

今回は高松松縄町の店舗を取材させて頂きました。

席数も多く、天井も高い、大変リラックスした店舗です。

※店内は光が差し込み、大変明るい空間です。老舗の一般店らしくとても清潔に保たれた店内が印象的です。

※入口には香川県の名物「しょうゆ豆」や贈答用うどん等、多数販売しています。

※松並店店長の十河さんにうどんづくりについて丁寧に教えて頂けました。(2017年取材時)

※さぬき麺業さんのうどんは必ず注文が入ってから打ちます。先代、先先代から継承した讃岐うどんの作り方を忠実に守っています。

 

ーー店内でうどんを打つ音が聞こえます。

さぬき麺業はうどんを生業にして80年以上の歴史があります。

現在の社長で3代目です。

うどんは昔ながらの打ち方で作ります。

いわゆる讃岐うどんの作り方ですね。

特に観光客の皆様にはうどんを食べるだけでなく、目で見て楽しんで頂きたいですね。

また手打ちの音も楽しんで頂きたいです。

うどん打ちの作業を写真で撮影して喜んで貰える観光客の方も多いんです。

※圏内でも最近見かけなくなった大きな丸釜です。さぬき麺業さんでは当然のように見ることが出来ます。

 

ーーうどんのこだわりについて、教えてください。

基本的には機械は使いません。

だんごにしたうどんを麺棒で延ばして、足で踏むという昔ながらの讃岐うどんの作り方、伝統を守っています。

茹でるときはかなり大きな丸釜を使用しています。

直径の大きな丸釜は対流が起こり、効率良く熱が伝わります。

同時に茹でムラもなく、独特のコシと喉越しの良さが生まれます。

丸釜の内部では丸い側面に沿って水の対流が起こります。本当にうどんが舞い、踊っているように見えるんですよ。

※人気メニューの「天ざるうどん」730円。目で見ても楽しんでけます。さぬき麺業さんのうどんは盛り付け時に必ずうどんの線が綺麗に目で確認出来るように盛り付けられます。

 

ーー一番人気のメニューは何ですか?

注文が多いのは「天ざるうどん」です。

「ざる」はうどんの口あたりが柔らかく、つるりと口に入ります。

そして、喉をうどんが通る時に喉越しと食べた時の独特のコシがお楽しみ頂けます。

もちろん麺は注文が入ってから作りますよ。天ぷらも同様に注文が入ってから揚げます。

打ち立て、揚げたての1番美味しい状態でお客様に提供してこそです。

当たり前ですが作り置きもしていません。

天ぷらは有り難いことに県内外問わず多くのお客様から美味しいとお褒めの言葉も頂き、料理人冥利に尽きますね。

※天ぷらは必ず出来たてを提供。外はカラッと中身はフワッの美味しさをお楽しみ頂けます。

※一般店です。うどんを注文してから出てくるまで時間がありますので、おでんを食べるのが乙です。

 

ーー最後に一言お願いします。

手打ちうどん、讃岐うどんは足踏みが基本です。

うどんは鍛えてなんぼです。

毎日の加水の加減等、その日の気温や湿度に応じて最善のところを決定しています。

本当に昔ながらの讃岐うどんの作り方を大事にしています。

味だけでなく、見て聞いて楽しめるうどん店です。

うどん県の香川の思い出にお気軽にお越しください。

 



手打免許 さぬき麺業松並店
住所 〒761-8052 香川県高松市松並町933-1
電話番号 087-867-7893
営業時間 8:00~20:00
公式サイト http://www.sanukiudon.co.jp/

この記事を書いた人

アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/

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