善通寺市「本格手打 あかみち」~お客様に最高の讃岐うどんを。地元うどん通も注目の店~
※2023年4月末閉店し、6月移転オープン。
善通寺市与北町にある「本格手打 あかみち」をご紹介。
移転前の丸亀市で営業中の店主の赤澤さんにうどんづくりについて取材しました。
善通寺市「本格手打 あかみち」~お客様に最高の讃岐うどんを。地元うどん通も注目の店~
ーー創業まで。
13年前に地元のうどん屋さんで、うどんのイロハを学び、その後にご縁あった和食屋さんで料理全般の勉強をして「さか枝」さんで3年半ほど修業しました。
修業時代は毎日怒られることばかりでしたが、先代社長の「おやっさん」にも可愛がっていただき、良い経験となりました。
ーー修業時代のエピソードは?
修業時代に学んだことを活かしながら、常に昨日より良くしようとする努力が大切だと考えています。
師匠である「おやっさん」から言われたことで印象深いのが「ピカピカのうどんを作れ!」です。ピカピカの意味は、人それぞれかもしれませんが、私は努力と工夫を惜しまないうどんづくりをしなさい。と言われた気がします。
ーーうどんづくりでのこだわり。
まずは小麦粉については地粉の「伊勢のしおり」と3種類のASW(オーストラリア産)をブレンドしています。
色つや、食感、風味など美味しさの要素を実現するために探し当てた配合になりました。
ーー特徴のある出汁のこだわり。
かけうどんにはイリコと昆布を水出しから引き、旨味を引く節と香りを含ます節を使用し、それぞれ温度を変えて引いています。
イリコに合わすには羅臼産の昆布、鰹に合わすには利尻産など、追い求めている味をイメージしながら作っています。
ざるうどんのつけ出汁には椎茸の香りと甘めで濃厚な余韻が特徴の味に仕上げています。決して手抜きはせずに工夫と努力を惜しまないクリエイティブな仕事をしたいと思っています。
ーー来てくださるお客様に対して。
お店には幅広い年代の方々が来てくれます。
特に小さなお子さんや若い人方には素材を活かした本物の味を知ってほしいです。
多くのお客様に提供ために効率化を追求するのもひとつの考えであります。第一に健康のためにも天ぷらなどサイドメニューにも出来あいは使わず、手作りを基本としています。
ーーお店のこれからについて
オープンして間もないころは1日に数人だけのお客様しか来られず、オープンしたことを後悔したり、正直やばいなと思いました。
しかし、その時に出会ったお客様が八百屋さんや漁師さんだったり、作物を御好意で提供していただり色々と助けていただきました。オープンして1年が経ち、地元の方々はもちろん遠方からわざわざ来てくれる方もいます。そんな皆さんの期待を裏切らないように地道に丁寧に頑張っていきたいと思います。
本格手打 あかみち | |
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住所 | 善通寺市与北町1014-4 |
営業時間 | 営業時間等につきましては、変更の場合があります。 11:00~16:00 18:00~20:00 ※休みは月曜日・日曜の夜 |
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この記事を書いた人
カズシゲ・イリコセグロ(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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