NHKブラタモリでも紹介された「 山ともうどん」。丸亀市内で純手打ちの細麺が楽しめます。
うどんづくりに機械は一切使わない純手打ちのうどん店「山ともうどん」の店主さんに取材させて頂きました。
NHKブラタモリでも紹介された「 山ともうどん」。丸亀市内にある純手打ちの細麺をご紹介。
ーーこだわりぬく純手打ち。
当店は機械を一切使っていません。
全ての工程を一から手作業でつくっています。機械の使い方も知りませんしね(笑)。
やっぱり、自分の理想のうどんを作ろうとすると、手作業でないと思う通りのうどんになりませんから。
ーータモリさんが唸られた細麺。オススメの一杯は。
オススメは「ひやあつ」です。
当店の「ひやあつ」は良い意味で温(ぬる)く仕上げています。うどんを美味しく食べる要素は色々ありますが、そのひとつにうどんを提供する温度が大切だと思います。手打ちうどんの喉越しや食感、コシを味わえるのは温い出汁に一度だけ冷水でしめたうどんが一番です。口に入れても程よい温さでうどん本来の味を楽しめます。
ーーうどんづくりのこだわり。
原料の小麦は日讃製粉さんの小麦を使っています。色も綺麗ですし、細麺でもしっかりとした弾力と小麦自体の旨味も感じられます。こだわりと言うと偉そうですが、全て手作業でつくることだと思います。
例えば、最初の小麦粉を練る工程でも、小麦粉の袋(25kg)の上半分と下半分では小麦の状態が違います。主には水分量の違いですね。これを毎日、自分の感覚で判断して、その日その日の気温や湿度を考慮して、調整しています。自分の感覚というのを大切にしています。
ーー香川県でも珍しい細麺にした理由。
自分が好きだからですね(笑)。
県外の方は特に讃岐うどんのイメージを太くて固いうどん=コシがあると思われるているように思います。自分が好きな細めのうどんでもしっかりと弾力とコシがあり、見た目も綺麗なうどんがあるということも知ってほしいと思います。一口に讃岐うどんと言いましても、各店の店主さんがこだわりを持ってつくっていますから。あくまで個人的な感想です(笑)。
ーー出汁について。
出汁はバランスを大切にしています。
いりこと昆布、かつおをほぼ同等の分量で出汁づくりをしています。細麺のうどんを楽しんでもらうためです。出汁とうどんの相性的にはこれが一番良いと思います。ちなみに当店の「冷やあつ」は熱い出汁と冷たい出汁をバランスを考えて、最適な温さに調整しています。
ーー「ひやあつ」以外のオススメ。
やっぱり純手打ちですので、うどんの麺を楽しんで頂きたいのでシンプルな「しょうゆうどん」をオススメします。
「ひやあつ」よりも、さらにうどん本来の味や小麦の風味に色も楽しんで頂けると思います。
ーー最後に一言お願いします。
香川県内に700店近くうどん屋があり、本当においしいお店ばかりですが、当店は「純手打ちうどん」を楽しんで貰えると思います。敷居もなく、気軽に寄れるお店です。純手打ちの細麺と出汁の旨味を味わいにきてください。
純手打ちうどん 山ともうどん | |
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住所 | 〒763-0082 香川県丸亀市土器町東9-194 |
営業時間 | 9:00~14:00 ※定休日は火曜日 |
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この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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