ーー「UDON KNOW？」撮影のきっかけ。

愛わなびさん：私は京都出身で3年前から上京しております。香川が好きで、当時は、休日を使って友達と車を乗り合わせ讃岐うどん巡りをしていたこともあります！自分が好きだと思っていることで映画を撮ってみたかったんです。

※写真左は監督の愛わなびさん。右が主演の花柳のぞみさん。共通点はお二人とも大の讃岐うどん好き。

※左から、監督の愛わなびさん。主演の花柳のぞみさん。うどん脳とうどん脳事務局の岡谷さん。

ーー監督と花柳のぞみさんとの出会い。

愛わなびさん：去年の春ぐらいにあったミスSNSというSNS上のコンテストで花柳のぞみさんと出会いました。「可愛すぎる！」と思ってコンテストの一環としてインタビューさせてもらったのが、きっかけで会ったりするようになりました。

のんちゃんは、話しやすくて本当に良い人なんです。前々から、また何かで一緒になりたいとは思っていたのですが、今回の構想が浮かんだ時、主人公は絶対に花柳のぞみちゃんじゃないと成立しないと思ってました。

※「一緒にやるなら、絶対にのんちゃんと決めていました!」と愛わなび監督。

※「監督に呼んで貰えて、本当に嬉しかったし、こんなに早く一緒に出来るとは思わなかったです。」と花柳さん。

ーー香川県出身の主人公の複雑な心境。

花柳のぞみさん：主人公は香川県出身で6年間、父親と疎遠になっている女の子です。社会人として、働くも一度リタイアして、地元香川県に帰る設定で私とほぼ同年代です。印象的なのはラストシーンで車の中で父親と話すシーンです。

どこでもある父と娘の距離感…。気づけば、自分自身に置き換えて考えていました。

※「一度、社会人で挫折して再起を目指す主人公の心境は年齢も近いので理解できます。」と花柳さん。

ーーもう一人の主人公「うどん脳」。

岡谷さん：実は、私にとって「うどん脳」が主役の映画をつくることが長年の夢でした。本当に感慨深いものがありましてね。監督はじめ、スタッフの皆さんも本当に良くして頂いて、一丸となって良い映画が作れたのではないかと思っています。

「うどん脳」が主役の映画って中々ないです(笑)。

※「うどん脳」生みの親、岡谷さんも大満足。

ーー映画には「うどん脳」の実体験も。

岡谷さん：今回の映画のテーマは実は「うどん脳」あるあるも入っています(笑)。

イベントでの実体験や苦労話も映画の中に入れてます。「うどん脳」のファン「ツル友(とも)」の皆様にも協力して頂き、エキストラ出演もして貰いました。本当に関係者全員ですべてを出し切った作品です。

※「撮影現場はとにかく面白かった。エキストラさんにも助けてもらえました。」と岡谷さん。

※「常にファンサービスを忘れない、うどん脳の対応は流石です。」とお二方。

ーー伝えたいことは「前向きに頑張ること」。

花柳のぞみさん：作品のテーマは「前向きに頑張ること」だと思います。

一度、くじけた主人公がどう立ち直っていくか…。見て頂いた方にはきっと伝わると思います。

うどん脳も監督もそうですが、スタッフ全員が前を向いて、現場の雰囲気や勢いを大切にして作り上げた作品だと思います。

※「撮影中も本当に楽しかったです。初対面の方ばかりでしたが、本当に中身の濃い3日間でした。」と花柳さん。

※「とにかく現場でこうしよう、ああしようというアイデアや意見がたくさん出た現場でした。」と監督。

ーー最後に。

愛わなびさん：今回やったことがないなりに「実現したい！」という気持ちは絶対に持って、周りの友達や、スタッフとして動いて下さったりキャストとして来てくださった皆さん、岡谷敏明さん、岡谷光代さん、うどん脳さん、そしてツル友さんなどたくさんの方々に助けて頂きながら作りました。

実際に現場では嬉しいミラクルが起きたりして、本当に周りの方が居てこその作品だなあと感謝の気持ちでいっぱいです。私自身も上京して、東京で戦っているということもあり、このようなストーリーに展開になっているのですが、観た人のプラスになったり、明日も頑張ろう！なんて思って頂けたら幸いです。

とっても自信作になったので、騙されたと思って、是非観てみてください！今日は、ありがとうございました！目指せグランプリ〜！！！

※さぬき映画祭2020のショートムービー部門「UDON KNOW?」。是非、お楽しみください。