【取材】讃岐うどん名店と観光を一度で楽しめる「うどんバス」担当者インタビュー。
観光客に人気のバスツアー。
讃岐うどんの名店だけでなく、観光スポットやアートも回れます。
JR高松駅から絶賛運行中です。
この記事は2017年取材時のものです。現在は変更している場合がございます。
【取材】讃岐うどん名店と観光を一度で楽しめる「うどんバス」担当者インタビュー。
観光客に人気のバスツアーの「うどんバス」。
讃岐うどんの名店だけでなく、観光スポットやアートも巡ることが出来ます。
JR高松駅のバスターミナル9番乗り場から、運行中です。
今回は、うどんバス担当者の藤尾さんにお話をお伺い出来ました。
●現在は観光客に人気で年々利用者数も右肩あがりの「うどんバス」ですが、いつはじまったのでしょうか?
運行開始は2011年9月です。
香川県観光振興課との提携業務としてはじまりました。
開始以前は県内でも定期観光バスと呼べるものがなく、県内バスの業界としてもやや停滞気味だったと思います。
基本的には香川県が掲げる観光立県としてのビジョンと当社の方針が一致したように思います。
私たちも香川県内で何かしらの定期観光バスは絶対に必要と思っていました。
そして、県内の人気うどん店を巡る「うどん定期観光バス」としてスタートしました。
●地元の名店といわれるうどん店との交渉も大変ではありませんでしたか?
当社のスタッフも毎日うどんを食べているような「うどん大好き人間」ばかりです(笑)。
うどん屋さんへ私たちの情熱が通じたのか、快く対応してもらえることとなりました。
●現在、「うどんバス」はひとつのツアーとして定着していますが、軌道に乗るまで大変なことはありましたか?
利用人数に関して言いますと、おかげさまで年々右肩上がりで増えており、大変有り難く思います。
観光客の方はやはり、香川に来たらうどんを食べたいみたいで、開始当初から割と順調でした。
只、路線編成に関しては試行錯誤の連続だったように思います。
私たちとしてはより多くの観光客の皆さまに楽しんで頂きたいので、県内各地からうどんバスに乗車出来る運行パターンも試みましたが上手くいかない時期もありました。
現在の高松駅発でうどん店+観光+アートと複合的に楽しめるコースがやはり現状では良いと思います。
うどん以外も一回で楽しめる手軽さが良いのだと思います。
●実際に利用されているお客様は?
若い方からシニア層まで、本当に幅広いお客様にご利用頂いております。
その中でも、多いのはシニア層の方達でしょうか。
グループでのご参加が多いのですが、1人で参加される方も実は多いです。
添乗員(案内人)が車中で解説やガイドをして、退屈させませんのでそちらも好評でリピーターの方もいらっしゃいます。
また、ここ1~2年は外国人観光客が格段多くなりました。
特に韓国の方に好評です。
韓国は個人旅行が先行しており、パッケージツアー自体は韓国国内では下火になってきているようです。
香川県に来県する外国人観光客数で言いますと台湾の方が圧倒的に多いのですが、ほぼパッケージです。
中国も同様です。
近い将来、台湾や中国も個人旅行客が増えて行くと思われます。
●「うどんバス」の今後やPR等々教えてください。
香川県が掲げるスローガンどおり、「うどん県それだけじゃない」バス1本でうどん以外にも楽しんで頂ければと思います。
まだまだ、本数も多くなく香川県の有名どころしかまわれておりません。
香川県の魅力は地元民が気づいていないだけで実は色々とおもしろいものが揃っています。
瀬戸内海はもちろん、讃岐富士に代表される讃岐平野に連なる小高い山々は東京から来られて観光客の方は本当に驚かれます。
せっかくバスで県内を巡っていますので、そういう地元民も気づいていない魅力を再発見出来るような定期観光バスも企画し本数を増やして地域活性化に繋げていきたいです。
うどんバスはお1人様からでもお気軽にご参加出来ます。
午前中のみ、午後からのみのご参加も可能ですし、もちろん丸1日のコースもあります。
うどん屋は梯子しますので、是非お腹をすかせてご参加ください。
HPからの予約受付でも、お電話での受付でも大丈夫です。
※ご予約はコチラから。
琴参バス㈱ 高松営業所 | |
---|---|
住所 | 760-0021 香川県高松市西の丸1番26号大川ビル6階 |
電話番号 | 087-851-3155 |
公式サイト | http://www.kotosan.co.jp/sp/ |
|
この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
- TOP
- 讃岐うどんに関するイベント情報
- 【取材】讃岐うどん名店と観光を一度で楽しめる「うどんバス」担当者インタビュー。