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【知識】香川県はなぜ「うどん」が盛んなのか?~その2~

2017.09.06

うどん県といわれるようになった香川県。なぜ、うどんが盛んになったのか?の第2弾です。

【知識】香川県はなぜ「うどん」がさかんなのか?~その2~

ーー香川県がうどん処になった理由を整理してみます。

以前、当サイトでもご紹介させて頂きました「香川県はなぜうどんがさかんなのか」の第2弾です。

今回はもう少し整理して、まとめてみました。

※写真は「上杉食品」さんのうどんです。

※香川県内では現在も製麺所として、うどん玉の卸をメインにしているうどん屋があります。写真は「上杉食品」さんのうどん。

※写真は「讃岐うどん」と名物「醤油豆」。観光客にお土産として人気ですね。

 

 

 

ーー香川県産の小麦の評判について。

香川県産の小麦は兵庫県や岡山県産のものと並び、「三県もの」と称されていました。

それは小麦を栽培するのに気候や土壌が適していたからです。

古い数字ですが、香川県の小麦生産量は1939年(昭和14年)に過去最高の7万4千トンに達しています。

しかし、輸入小麦の増加により、栽培面積は減少していきます。

輸入小麦が主流と言われていますが、香川県は県産小麦の増産を推奨しています。

近年では県内の讃岐うどん店もオーストラリア産小麦を使うことが多いため、風味、食感に優れた、さぬきうどん用小麦「さぬきの夢2000」を開発しています。

香川県自体もオーストラリア産小麦に待ったをかけるため、色々なPRを香川県全体で行っています。

※さぬきの夢2000についてはコチラ

※写真は「日の出製麺所」さんのうどん。

※小麦の違いを楽しめる讃岐うどん店もあります。写真は昼の1時間のみの営業「日の出製麺所」さんのうどん。

 

 

 

ーー香川県の塩づくりについて。

瀬戸内海地域は古くから、塩造りが盛んで日本の塩造りの中心地でした。

1800年には日本全体の9割を県内の塩田で占めるほどでした。

これは香川県の海岸一帯が砂浜が長く、遠浅で潮の干満の差が大きく、雨量が極端に少ないことが良質な塩造りに適していたのです。

※香川県内の宇多津町では現在でも入浜式塩田で塩づくりをしています。

 

 

 

ーー醤油について。

香川県で醤油が最初につくられたのは小豆島です。

1800年ごろから塩は地元産を使用し、小麦は県産の良質なものを用いておりましたが、大豆は主には九州から移入していたといわれています。

原料面では大豆が手に入りにくく不利な条件下にありましたが、気候は麹菌の発育に適しており、とても品質のよい醤油が出来るようになりました。

※自家製の出汁醤油を提供するうどん店も多いですよね。

 

 

 

ーーいりこについて

うどん用の出汁素材として、いりこ(かたくちいわし)が用いられてきました。

香川県内では観音寺市沖合の伊吹島の燧灘(ひうちなだ)で獲れるかたくちいわしが原料とされてきました。

現在では煮干し製造もほぼ自動化され、大漁生産が可能になりました。

※讃岐うどんの出汁に欠かせない「いりこ」。いりこをお酒の肴として、食べると美味しいですよ。

 

 

ーー筆者なりのまとめ。

うどん作りは「小麦」、「塩」、「醤油」、「いりこ」がたくさん獲れたこと。様々な要因や歴史的背景も影響したことと讃岐人の器用さも手伝い、うどん文化がすたれることなく、現在まで発展し続けてきたのだと考えられますね。

こちらの記事は下記書籍を参考にさせて頂きました。

書籍名:讃岐うどん入門

発行日:1992年5月20日発行

発行人:真部 正隆

発行所:さぬきうどん研究会

この記事を書いた人

アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/

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