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讃岐うどん CLAPクラップ

坂出市にある讃岐うどん専門店「さぬき麺匠 はま弥」をご紹介。地元野菜をふんだんに使った野菜かき揚げぶっかけうどんが人気。

2017.09.19

坂出市にある讃岐うどん専門店「さぬき麺匠 はま弥」をご紹介。

伝統的な讃岐うどんづくりを継承しているお店です。

地元野菜をふんだんに使った野菜かき揚げぶっかけうどんが人気。坂出市にある讃岐うどん専門店「さぬき麺匠 はま弥」をご紹介。

坂出市高屋町にあります讃岐うどん専門店「さぬき麺匠 はま弥」さんをご紹介させて頂きます。

老舗の讃岐うどん店で坂出市のふるさと納税寄附金謝礼品として、坂出市からも色々とお願いされるように地元からの信頼は高いお店です。

※関連サイトはコチラから

http://furu-po.com/sakaide/product/aj03?feature=196

※坂出北IC”をおりて『さぬき浜街道』を真っ直ぐ高松方面へ直進右側にあります。大きな看板が目印です。

※外観も老舗ならではの安心感が感じ取れます。

 



ーー一般店の良さ、はま弥さんの良さを教えてください。

一般店は材料原価が違います。

セルフうどん店と比較するとうどん1品に対してかける原材料費に手間暇かける時間が高いと思います。

本当に美味しいうどんをつくるには経験からくる技術と良い出汁と良い粉、つまり素材が大切です。

セルフうどんが良くないという意味ではもちろんありません。

一般店ならではでゆっくりとうどんをお客様には楽しんで頂きたいので、素材にこだわりこの地で20年以上店を構えています。

 

 

 

ーー原料となる素材についてのこだわりについて、可能な限り教えて頂けませんか?

出汁は基本通りで昔ながらの讃岐うどんの出汁のつくり方が大切だと思います。

地元伊吹島の燧灘(ひうちなだ)のいりこを開店当初から変わらず独自のルートで仕入れています。

昆布は北海道産の厳選したもの、削り節はかつおにうるめ、鯖をバランスに注意して使っています。

最近は伊吹島のいりこの漁獲量も減ってきています。

新鮮ないりこの仕入ルートは実は意外と多くありません。

当店は昔から業社も独自のところで仕入れておりますので、いりこの漁獲量が減っても、いつも同じ味をお客様に提供できることをありがたく感じています。

出汁はうどん同様、開店4時間前の朝5時からは仕込みにかかります。

良い粉というのは、うどんにした際に一番おいしい小麦粉です。

最近人気の「さぬきの夢」シリーズも試しましたが、当店はやはり開店当初の当店オリジナルブレンドの粉が良いという結論に至り、今も昔と変わらず同じレシピで1日1日の気温や湿度を毎朝、肌で感じながらうどんづくりをしています。

当然、毎朝足でうどんを踏み練る作業も毎日かかせません。

※関連記事はコチラ→https://kagawakenudon.com/wiki/636/

 

 

 

ーー出汁をうどんの種類毎に変えられてますね。

そうですね。かけ用出汁、ざる用出汁、釜あげ用出汁、肉うどん用出汁と4種です。

それぞれ、うどんの美味しさを引き出すために基本的なところは同じですがうどんの種類により+アルファのアレンジは必要だと思います。

例えば、肉うどん用の出汁は基本の出汁に赤ワイン等加えることでよりコクが深くなります。

毎日来て頂ける常連さんにも飽きられない工夫といいますか心遣いの延長です。

 

 

 

ーー人気のうどんについて教えてください。

一番人気は当店名物の「野菜かきあげぶっかけうどん」です。

つるつるでもちもちの当店の手内ちの中太の麺に地元の野菜をごろごろと入ってボリューム満点です。

一杯で野菜もたくさんとれますのでおすすめです。

※うどんが見えないほど、地元野菜のかき揚げがたっぷり!お好みで酢橘(すだち)又はレモンやゴマ等入れて食べます。

※ひとつひとつの野菜の大きさも申し分ありません。

※ぶっかけ専用出汁もたっぷりとかけてお召し上がりください。

 

 

当店は伝統的な讃岐うどんを継承して行く店でありたいと思います。

天ぷらもフライヤーは使わず厚みのしっかりとした揚げ鍋を開店当時から使っています。

目の前で野菜の状況等、個々に微妙に大きさや形も違いますので目でしっかりと確認して、お客様に提供したいです。

讃岐うどんも商売用になる前は郷土料理、讃岐の家庭料理でした。

めでたい行事に出す時にみんなで食べるものが香川県ではうどんでした。

基本的に当時のまま、当時に近い調理器具で誠実につくっていきたいですね。

※油は温度が下がりやすいのです。ごろごろと大きな野菜を天ぷらにするのに厚みのある揚げ鍋を使うことは理にかなっています。

※茹でる釜も大きな丸釜です。讃岐うどんの伝統的なつくり方を守っています。

 

 

 

ーー香川県に来られた観光客の皆さまにはせっかくですので、伝統的な讃岐うどんを食べて帰って欲しいですよね。

そうですね。最近は技術も進歩して、座席数の多いセルフうどん店も昔よりも格段に美味しいお店が本当に増えました。

ですが、観光客のみなさまにはおいしいプラス思い出になるような伝統的な讃岐うどんをゆっくりと食べて帰ってもらうのも楽しいと思います。

セルフうどん店や製麺所にはない心の余裕も大事だと思います。

 

 

 

ーー最後に一言お願いします。

当店は昔ながらの伝統的な讃岐うどんを食べて頂けます。

店の雰囲気も開店当時のままですので。また、季節に応じて冬限定のしっぽくうどん等もご用意出来ます。

しっぽくうどんも手間がかかりますので、出すお店は少なくなりましたが当店では冬の定番メニューです。

いつでも懐かしい讃岐うどんが味わえます。

※取材中も大将には常に笑顔で本当に丁寧にご対応して頂きました。ありがとうございました。

※野菜かきあげうどんと同じくらいの人気メニュー「かけちくわ(磯辺揚げ)」。ちくわも揚げ鍋でひとつひとつ丁寧に愛情込めて揚げています。

※親戚のおばあちゃんの家に来たような懐かしさを感じる座敷。

※BOX席でゆっくりと舌鼓を。

 



 

讃岐うどん専門店「さぬき麺匠 はま弥」
住所 〒762-0017 香川県坂出市高屋町1473
電話番号 0877-47-3432
営業時間 10:00-15:00 ※月曜日休み(祝日は営業します)
公式サイト http://www.sanuki-hamaya.com/

この記事を書いた人

アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/

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