「SAVE THE UDONプロジェクト」SPECIAL対談~当たり前の一杯を守ろう~
- 2020.05.19
香川の多様な讃岐うどん店の味や歴史、文化の多様性を守ろうと立ち上げた「SAVE THE UDONプロジェクト」。
今回は発案者の㈱ゴーフィールド森田さん、琴平バス㈱多田さん、うどん脳事務局岡谷さんに対談して頂きました。(※以下敬称略)
「SAVE THE UDONプロジェクト」SPECIAL対談~当たり前の一杯を守ろう~
ーー「うどん券」のきっかけ。
森田さん:よく通っているうどん屋さんの売上が減少していると聞きました。特に県外客をメインにしているうどん屋さんの売上が著しく下がっている…。自分にも何か出来ないかなと言うのがきっかけです。
ーー讃岐うどんの「良さ」とは。
森田さん:香川県内どこのうどん屋に行っても、同じうどんが出てくることがないことですよね。それぞれのお店が、味はもちろん、雰囲気もスタイルも違うことが「面白さ」や「良さ」、「奥深さ」だと思います。
ーー「うどん券」の購入方法と使い方。
森田さん:HPから購入できます。コロナウィルスが落ち着いた時期にゆっくりとうどん屋さんでうどんを食べて頂きたいです。1枚500円でお釣りが出ませんので、家族や友人でみんなで食べて頂きたいです。お金の流れとして、HPから購入いただいた金額の手数料を除いた金額全てが各うどん屋さんの銀行口座へ振り込まれます。
ーー「饂飩おうえん隊 ウドンレンジャー」について。
岡谷さん:困っているうどん屋さんの力になりたい、助けたいと言うことで「レンジャー」。もっと分かりやすく「饂飩おうえん隊」ですね。各レンジャーのイラストは現在5玉あります(笑)。「かけレッド」「ひやしブルー」「かまあげピンク」「ぶっかけグリーン」「ざるイエロー」それぞれにキャラクターの性格もありますよ(笑)。皆さんの気持ちが落ち込んでいる時にクスッと笑ってもらえればと思っています。
ーー好きなうどん~多田さんがハマったうどんの食べ方~
多田さん:厨房の様子を気にしながら、まずは「かけ」を注文しまして…うどんが茹で上がったピピピッという音が聞こえたら、出来たての「かまあげ」をおかわりします。これに昨年ハマりました(笑)。
森田さん:それは確か名前がついてて、「かま待ちの一杯」だったかな…そんな感じの名前だったと。かまあげが出来る間に一杯食べる、これをやりだしたら、かなりの讃岐うどん通だと思いますよ。
多田さん:そうなんですね。ありがとうございます。
ーー好きなうどん~岡谷さんがハマったうどんの食べ方~
岡谷さん:うどんにコショウを入れると美味しいことに気づきました。特に冷たい「かけ」にコショウをガーッと振って食べるとすごいピリピリして美味しいんですよ。ぜひ、やってみてください。
多田さん:やったことないです(笑)。
森田さん:中華そばとうどんミックスの時はコショウ入れますね。あの感覚ですね。
ーー香川県民にとってのうどんとは。
森田さん:香川県民にとって「うどん」は日常食です。あって当たり前。歯を磨くとかお茶を飲むのと同じように「うどんを食べること」は日常ですよね。香川県民がそれぞれ、好きなうどん屋さんは自分の生活圏内の3~4店舗くらいだと思いますから。それが本当に大事にしたいお店なんだと思います。そういう当たり前の一杯を守りたいと思っています。
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〇取材記事はコチラ→高松市内、体にやさしい元祖わかめうどん「大島家」をご紹介。
この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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