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高松市内のさぬき麺業本店の伝統の「しっぽくうどん」をご紹介。

2017.11.07

高松市内にあるさぬき麺業本店の伝統の「しっぽくうどん」をご紹介。

高松市内のさぬき麺業本店の伝統の「しっぽくうどん」をご紹介。

香川県では誰もが知る讃岐うどんの名店。

さぬき麺業本店は高松市内の兵庫町商店街にあります。

JR高松駅からも徒歩で寄れるうどん店です。

寒い時期になるとはじまるさぬき麺業の看板メニュー「しっぽくうどん」をご紹介させて頂きます。

地元では有名ないわゆるお馴染みのメニューです。

※昼間はビジネスマン、夜は最近では外国人観光客が多い兵庫町商店街。

※兵庫町商店街でもメニューPOPやディスプレイ等、一見さんにも親切な店の玄関まわりです。

※今回はさぬき麺業料理長の赤松さんに「しっぽくうどん」について、お話しをお伺いしました。

※大根に人参、豆腐に根菜類等たっぷり入ったアツアツの「しっぽくうどん」。

 



 

 

ーー早速ですが、冬場の定番メニュー「しっぽくうどん」について教えて頂けますか?

当店に限らず、さぬき麺業の各店舗での寒い時期の看板メニューです。

寒い日はほとんどの方が当店では「しっぽくうどん」をご注文されます。

見て頂いた通り、野菜がたっぷりの10月末頃~3月上旬の冬場の限定メニューです。

 

 

 

ーーうどんが見えないくらい、大きくカットされた野菜がのっていますね。「しっぽくうどん」の定義はあるのでしょうか?

そうですね。

昔ながらの讃岐うどんは田植えや稲刈り等の農業とも深く関わりがあります。

半夏(はんげ)の際は家族やご近所様にねぎらいを込めて、新麦のうどんを振る舞っておりましたしね。

「しっぽくうどん」は豆腐や人参、ごぼうに大根等多くの野菜をいれております。

さぬき麺業の「しっぽくうどん」は親芋がたっぷり入ってますので、親芋の集獲が見込める3月上旬までのメニューとなりますね。

色々と地域によって「しっぽくうどん」のあり方も違いますから。おもしろいですね。

※親芋がこんなに大きく入っています。これがさぬき麺業さんの「しっぽくうどん」ですね。

 

 

 

ーーそうなんですね。勉強になります。

親芋が取れる時期は10月末~3月の節句くらいの時期ですから、限定メニューとなります。

親芋を入れないと「しっぽくうどん」とは言えませんから。

当店の場合は常連さんと暗黙のルールではないですが、阿吽の呼吸みたいなものがありまして、10月中旬を過ぎると、そろそろ「親芋の季節だね。」と言うことで「しっぽくうどん」の話題やリクエストが告知より前に会話の中に自然と出てきます。

逆に3月近くになると常連さんも注文すること自体少なくなります。

親芋のことを気づかってくれているのかな(笑)と思います。

ーーさぬき麺業さんといえば、創業80年の伝統がすぐに思い浮かびます。うどんへのこだわりはいかがですか?

ありがとうございます。

麺業で3代続く歴史がありますし、県や市からのイベントにも現在では当たり前のように誘って頂いて光栄な限りです。

うどんづくりはもちろん、伝統的な讃岐うどんづくりを守り続けて、当たり前にその日その日で一番おいしいうどんを出すことです。

それと社長のこだわりでもあるうどんの美しさは大切にしています。

※うどんの艶やかさは創業からのこだわりが感じられます。

 

 

 

ーー松並店を取材させて頂いた時も、とてもきれいなうどんでした。

ありがとうございます。

おいしいうどんはもちろんなんですが、いかに綺麗なうどんをつくるかです。

社長が朝4時にうどんのバランス(小麦、水、塩等)を毎朝、その日の気温や湿度を熟慮して決定しています。

そのうどんを私たち職人がお店で丁寧に真心こめてつくりあげます。

うどんは流れるような「線」が見えないとダメです。

「線」がきれいに見えるうどんはお客様が初めて目で見た際により美味しさの期待値が高まりますから。

※こちらは松並店の「天ざるうどん」もうどんによる「線」の流れが感じられます。

さぬき麺業松並店の記事はこちらから。

https://kagawakenudon.com/takamatsu/311/

 

 

 

ーー見ても美しいうどんにこだわることで数々の賞を受賞出来たんですね。

そうですね。

現社長はじめ、先代、先々代の伝統を守りながら進化を続けてきたからだと思います。

実は本店の店長がうどんに関する技能賞等を数々受賞しています。

店長の桑内がつくるうどんは身内が言うのもなんですが、さすがです。

飛びぬけて綺麗です。

さらに尋常でないスピードなんです。

余談ですが、私でうどんを団子から切るまで4分はかかりますが、桑内は2分少しで全てつくり終える、さらに綺麗なんです。

常連さんも桑内以外のうどんだと、やはり気付きますので本店では私も桑内の打ち方に寄せてつくっています(笑)。

※神業とも言える桑内さんのつくるうどんが味わえるのも本店ならではですね。

 

 

 

ーー桑内さんはさぬき麺業の料理長も一目置く技術を持っておられるんですね。最後に一言お願いします。

どの店舗でも同じですが、やはり本店ですからさらに気は抜けません。

名物の「しっぽくうどん」だけでなく、ぶっかけや釜揚げ等シンプルなうどんも楽しんで頂けると思います。

桑内のつくるうどんも含めて、宴会も承っております。

会社の集まり等、幅広くご利用頂けると思います。

うどん創作料理として「さぬきうどんぎょうざ」等の変わり種メニューもご用意していますし、伝統的な打ちこみうどんやてっぱい等も楽しめ、どなたでも満足して頂けるコース料理も2,500円からご用意しています。

最近では外国人観光客の方も大変多くなりました。

ですので、県外の方も本当に気軽に楽しんで頂けると思います。

※数々の技能コンテストで受賞歴を持つ店長の桑内さん。

 

 

さぬき麺業本店
住所 〒760-0024 香川県高松市兵庫町11-9
電話番号 087-851-5090
営業時間 10:00~21:30
公式サイト http://www.sanukiudon.co.jp/

この記事を書いた人

アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/

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