高松市香川町「純手打ちうどん 元気一番」~手間暇かける讃岐うどん店であり続けたい~
高松空港から車で10分。高松市香川町「純手打ちうどん 元気一番」の店主 秋山正人さんにうどんづくりの信念やこだわりについて取材出来ました。
高松市香川町「純手打ちうどん 元気一番」~手間暇かける讃岐うどん店であり続けたい~
ーー店名の「元気一番」。
食べに来て頂いたお客様に、うどんを食べて元気になって頂きたいというのが由来です。そのままですね。
店名のとおりのうどん屋です(笑)。
うどんづくりにしろ、接客にしろ原点は「元気」であることですね。
ーー手作業でつくるうどんが一番。
うどんづくりは、自分が手作業でつくりたいから手打ちでやっています。
経営的には機械でやる部分もあった方が効率も良いのですが…自分は機械でうどんをつくる選択肢はありませんでした。
昔から、手作業でつくる、不揃いなうどんが好きなんですね。
手作業でつくるうどんの良い点は季節の変化を体で感じて、自分の手でうどんづくりに反映しやすい、微調整が効きやすいことです。
ーー機械は使わない、手作りのうどん。
機械を使ってらっしゃる、うどん屋さんも同じだと思います。
うどんは生き物で敏感で繊細です。
毎日の気温や湿度、小麦粉の状態や水の温度等を総合的に判断したうえで、自分の肌感だよりで微調整することが前提です。
それが機械打ちよりも、手間がかかる分だけ、面白くもあります。
ーー水分量の多い「もちもち」感溢れるうどん。
自分が好きなうどんのタイプが「もちもち」としたうどんです。
それを毎日同じ品質でお客様に提供したいと考えています。
可能な限り「もちもち」にしながら、「だるだる」にならないように意識しています。
「もちもち」を行き過ぎると、うどんがだら~と「だるだる」になりますので。
麵づくりは毎日、そこがせめぎあいですね。
ーーうどんづくりで一番大切なこと。
自分は技術的なことはまだまだ勉強中ですし、正直失敗することもあります…。
一番大切なことは精神的なことだと思っています。
「お客様に美味しいうどんを食べて頂いて、元気になってもらいたい。」
こういう気持ちが自分の軸となっているのは間違いありません。
ーーオススメは「肉うどん」。
一番人気は「かけうどん」ですが、オススメは肉ですね。
熱々の出汁と牛肉をたっぷり乗せた「肉うどん」は当店の水分量が多めのうどんと相性が一番良いと思っています。
当店の客層が男性のお客様が多いので、牛肉は出来る限り多く乗せるように努めています。
ーーうどん屋として大切にしていること。
自分の納得したうどんを出すことは当然です。
その前に客商売ですので、とにかく元気に明るくしています。
味はもちろんですが状況やシチュエーション、接客も美味しさを決める大切な要素ですから。
美味しいうどんを提供出来ていても、ぞんざいに扱われたりすると、良い気がしませんよね。
「やっぱり、元気が一番ですね。」
ーー長くお客様に愛される店に。
やっぱり、うどん屋はお店を続けてなんぼです。
多くのお客様に、末長く可愛がっていただけるうどん屋でありたいですよね。
コロナ禍の時には、お客様からたくさんの励ましの言葉を頂き、逆に元気や勇気を頂くことが出来ました。
本当の意味で、地域に愛されるというのは、こういうことなんだと理解出来たんです。
ーー最後に一言。
とにかく一生懸命、毎日作っています。
お客様に少しでも喜んで頂けるように「半玉サービス」や新メニューを考えたりしています。
季節限定メニューもやっていますので、お気軽にお越しください。
純手打ちうどん 元気一番 | |
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住所 | 〒761-1701 高松市香川町大野1911-4 |
電話番号 | 087-880-6959 |
営業時間 | 月~土/11:00~15:00 日・祝/8:00~14:00 |
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この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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