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観音寺市大野原町「うどん処 麺紡」~讃岐うどんで紡ぎ続ける絆のストーリー~

2021.03.17

「うどん処 麺紡」店主の尾藤正芳さんと息子直紀さんのお客様の琴線に触れる、昔ながらの真心こもったうどんづくり。父正芳さんと息子直紀さんのうどんづくりや2021年3月に開始したネット通販についてもお伺いしました。

観音寺市大野原町「うどん処 麺紡」~讃岐うどんで紡ぎ続ける絆のストーリー~ | 

ーー正芳さんに聞く。うどんの話。

元々は公務員でしてね。

定年後でも変わらずに働いていたいという気持ちはありました。うどんづくりは幼い頃から、母が一生懸命にうどんをつくる姿を見たり、手伝ったりしたので当たり前に体に馴染んでいました。

私の年代では、自宅でうどんを粉から打つことは割と普通だったと思います。なので、私の世代は普通に作れる人は多いと思いますよ。何となく体が覚えている感じですね。

※写真はうどん処麺紡の店主尾藤正芳さんです。

※「幼い頃に自宅でうどんを作ることは、現代のような娯楽ではなく、日常の生活食でした」と店主正芳さん。

 

 

 

ーー讃岐うどん店の創業のきっかけ。

公務員時代に東日本大震災が発生し、いても立ってもいられなくなりました。何か自分に出来ることはないのかと…。休日に伝手を頼って、岩手の陸前高田市へ行きました。

そこで仮設住宅をお借りして、手作りのうどんを振る舞わせて頂きました。その際にうどんを食べた現地の方々に非常に喜んで頂けたことがひとつのきっかけです。

それから年に一回、現地でうどんをつくって振る舞うことを6年間継続していました。開業してからは時間があわず、中々行けていません。

※写真はうどん処麺紡の三陸わかめうどんです。

※正芳さんは現在も岩手県陸前高田市の方々と交流があるそう。そこから生まれた「三陸わかめうどん」。

※写真はうどん処麺紡の三陸わかめうどんです。

※「三陸わかめうどん」は肉厚のワカメと天ぷらも乗ってお得。絆を感じる一杯に。

 



 

 

ーー讃岐うどん店開業まで。

定年となり、今後のことを考えていましたところに色々とご縁があり、うどん屋を開業することになりました。

一番は被災地でうどんを振る舞った際に

「讃岐うどん美味しいです。ありがとうございます。」

と感謝の言葉を数多く頂けました。それが心の隅に残っていたんだと思います。

※写真はうどん処麺紡の店内です。

※「うどんで人と人との心を紡いで絆を築きたい」それが麺紡さんのコンセプト。

※写真はうどん処麺紡の入口です。

※麺で紡ぐお客様との絆。人情味溢れる接客も評判。

 

 

 

ーーうどんづくりのこだわり。

基本的には母がつくったうどんがルーツです。精神論ではないのですが、美味しいうどんを届けたいと思うと手間をかけるのが苦になりません。

2019年には息子が大阪から帰って来てくれて、親子でうどん屋が営業が出来るようになりました。息子の意見を取り入れながら、毎日精一杯つくるだけです。

独学なところが多いのですが、要所要所でさぬき麺機さんや色々な方々にご指導頂き、助けて頂いております。

主に自分がうどんを打ち、息子がメニューづくりを担当しています。

※写真はうどん処麺紡のうどんづくりです。

※親子でのうどんづくり。これもうどんが紡いだひとつの縁。

※写真はうどん処麺紡のニラ玉肉みそあんかけうどんです。

※息子さんが考案された「ニラ玉肉みそあんかけうどん」。お好きな辛さが選べる男性客に人気のメニュー。

ーー直紀さんに聞く。創作メニューの意味。

おかげさまで毎日来て下さるご近所さんもいらっしゃいますし、お腹いっぱい食べたい男性のお客様も多いですね。

自分が香川県へ戻る前、大阪で飲食店で働いていました。その経験を生かしてメニュー創作しています。ウチは新しい店なので、はじめて来てもらうためのきっかけになるメニューも考える必要があったと思います。

※写真はうどん処麺紡のニラ玉肉みそあんかけうどんです。

※「ニラ玉肉みそあんかけ」は当初激辛のみ、辛さを選べるようにしてから1日の注文数が倍になったそう。

※写真はうどん処麺紡のうどんづくりです。

※注文が入るとお父さんがうどんを。息子さんが仕上げを手早くこなします。

 

 

 

ーーおすすめは「つけ麺 味比べ」。

香川県のうどん屋さんでつけ麺をメニュー化しているお店は少ないように思いました。

自分が鶏料理専門店で働いていた際、出汁づくりを任されていましたのでこういうのは得意なんです(笑)。

父がつくったうどんを三種のスープで食べて頂くことで、讃岐うどんの違った美味しさや面白さも感じて頂きたいです。

※写真はうどん処麺紡のつけ麺です。

※「つけ麺 味比べ」は「とりとん(鶏豚)」「うおとり(魚鶏)」「辛口とりとん」の三種のつけ出汁が楽しめます。

※写真はうどん処麺紡のつけ麺です。

※「とりとん」→「うおとり」→「辛口とりとん」の順番がオススメの食べ方だそうです。

 



 

 

ーー直紀さんに聞く。今後も見据えたネット通販。

コロナ禍で当たり前が当たり前ではなくなりました。

実際にお店に来たくても来れない方も、気軽に食べて貰える機会が必要だと痛感しました。色々とクリアしなければならないところも多かったのですが、ネット通販に挑戦しようと決めました。

特徴は麺坊のお店の味が99%再現されている生麺であることです。色々な企業様にもご支援頂き、何とか完成することが出来ました。

※写真はうどん処麺紡さんです。

※「昔ながらの讃岐うどんを懐かしんで食べて頂きたい」と息子さん。

 

 

 

ーーおばあちゃん手作りのうどんを目指して。

ネット通販ですけど、ウチならではの温もりを感じて欲しいですね。

父がおばあちゃんから見よう見まねで教わったうどんを再現出来ていると思います。程よい弾力とモチモチ感、おばあちゃんを近くに感じらえます(笑)。

受注生産ですので、ご注文を頂いて作って発送します。

ネット通販の準備は本当に大変でしたけど、久しぶりに家族一丸となれて、家族の絆も再確認出来ました。麺紡の自信作です。

※写真はうどん処麺紡のお土産うどんです。

※箱を開けるとあの日のおばあちゃんのぬくもりが感じられるうどん。

 

〇ご注文はコチラから→おばあちゃんのうどんを通販で。

 

 

ーー正芳さんに聞く「うどん処 麵坊」とは。

うどんづくりは出汁も含めて、特別に奇をてらうことはしていません。おばあちゃんがつくっていたような素朴なうどんです。

元々、自分たちの時代に家で食べていたうどんは貧しい生活の中の日常食ですよ。だから、渋々食べていたという表現が適切だと思います(笑)。

そういう素朴なうどんと息子がつくる新しいメニューも楽しんで貰えればと思います。ネットでのご注文もお待ちしております。

※写真はうどん処麺紡の店主さんです。

※「うどん屋の営業は毎日大変だけど、それ以上に楽しい」と尾藤さん親子。

※写真はうどん処麺紡の外観です。

※添付は大野原ICから車で5分のところにあります。

 

 



うどん処 麺紡
住所 〒769-1611 香川県観音寺市大野原町大野原1257−7
電話番号 0875-23-7585
営業時間 11:00~14:00  ※休みは月曜日 ※年末年始やお盆等は長期休暇あり
公式サイト https://menbou.theshop.jp/

この記事を書いた人

アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/

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