観音寺市「讃岐麺処 山岡」~県内屈指の極太麺は柔軟な発想力の賜物~
※2021年11月末日をもって、2022年1月観音寺市内に移転、再オープンをしました。
取材は、移転前のものです。コンテンツとしてお楽しみください。
2020年12月に観音寺市大野原町にOPENした「讃岐麵処 山岡」さん。店主の山岡幸雄さんにOPENするまでの経緯やうどんづくりのお話などをお伺いしました。
観音寺市大野原町「讃岐麺処 山岡」~県内屈指の極太麺は柔軟な発想力の賜物~
ーー「讃岐麵処 山岡」のはじまり。
現在36歳になりますが。ここ数年で
「一度きりの人生なので後悔したくない!」
という思いが強くなり、今の自分はいったい何が一番やりたいのかを真剣に考えるようになりました。
まずはそこからでした(笑)。
ーーきっかけはうどん学校。
うどん屋をやりたいと思うきっかけは中野うどん学校さんのうどん体験でした。2時間のうどん作りでしたが、自分で小麦粉から作るうどんの美味しさに感動してしまいました。
そこから、独学でうどん作りを始めることになりました。
ついには、毎週末にうどん作りをするほどハマっていきましたね。
ーー楽しさを増す独学でのうどんづくり。
最初は近所のスーパーで買える範囲の材料を購入してのうどん作りでしたが。だんだんと経験を重ねるうちに小麦粉にもこだわるようになり、自分で全国各地から小麦粉を取り寄せするまでになりました。
そして試行錯誤の末、自分が好きなモチモチの極太麺に辿り着きました!
「自分が1番美味しいと感じるうどんでチャレンジしたい!」
という想いは曲げずに来ましたので…自分にとって2020年はまさに怒涛の年となりました。結局、丸々1年かからない期間で開業したと思います。
ーー店主山岡さんのうどんづくり。
うどん屋での修業経験もなく、すべてが我流で行ってきました。おかげさまで色んな方にも助けられ、無事にオープンすることができました。
うどん生地は足踏みではなく、臼と杵で生地を鍛えています。独自に生み出した製法によってモチモチ食感の極太麵を味わって頂きたいです。
ーーうどんづくりはやっぱり面白い。
本当に自分が美味しいと思う、うどんを作りたい一心でした。
修業経験がないからこそ、自由な発想でうどん作りに取り組むことができました。自分がイメージするうどんが出来た時の喜びはかけがえのないものです。でも、まだまだ勉強です。
それに店舗もゼロからつくる楽しみも残されています(笑)。毎日が本当に充実しています。
ーーオススメの「山芋卵醤油うどん」と「かけ」。
自分のオススメは「山芋卵醤油うどん」です。
モチモチの麺に山芋と卵を絡ませることで、旨味が倍増しますよ。甘みと辛さのバランスが丁度良いと思います。
また、自家製ブレンドの醤油との相性も抜群で、自分のこだわりの詰まった一杯となっています。
「かけうどん」は当初メニューにはなかったのですが、お客様などからの要望もありメニュー化しました。出汁はカツオ、イリコ、アジ、サバから取っており、うどん本来の味を楽しんでいただけるようにしています。
ーー日々勉強の毎日。
2020年12月に開業して以来、うどん屋さんを続けることの大変さを痛感しています。充分な仕込み時間を取りたいな…と常々思っていますが、店舗の営業時間や色々とやることもありますので時間にも追われています。
この日常を楽しみながら、うどんづくりに邁進したいですね。
ーー最後に一言。
当店は場所が分かりづらいところではあり、はじめての方は来づらいかも知れません。
今は常連のお客様を中心に遠方から来て下さるのも本当にありがたいです。コロナ禍の厳しい状況ではありますが、多くの皆さんに支えて頂いています。お客様の「美味しかった」の一言が元気の源となっています。
まだまだこれからではありますが、食べに来てくださるお客様が満足いただけるようなうどんを作っていきたいと思っています。
讃岐麺処 山岡 | |
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住所 | (2022年1月移転後)香川県観音寺市古川町273ー1 |
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この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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