丸亀市蓬莱町「まごころ」のうどんづくり~真心込めた、もちもち多加水の讃岐うどん~
OPENして40年超え。丸亀市の地元密着のセルフうどん店「まごころ」さん。3代目の福田一智さんにうどんづくりを取材させて頂きました。
丸亀市蓬莱町「まごころ」のうどんづくり~真心込めた、もちもち多加水の讃岐うどん~
ーー開店から40年、老舗セルフうどん店。
私で3代目になります。
元々は宮武讃岐製麺所からはじまりました。
丸亀市のこの地で店を構えてまして、お客様は近隣の方と近くに工業団地がありますので、そこに勤める方々が多いですね。
朝は出勤前に朝食として、昼は昼食で多くの方にうどんを食べて頂いています。
ーーうどんづくりのこだわりは「もちもち」。
うどんづくりは基本的に創業から変えていませんが微調整はしています。
うどんは生き物ですので、毎日の気温や湿度をみて、国産小麦粉とASWの比率を変えたりしています。
当店のうどんは一言でいうと「もちもち」。多加水ですね。
食感は柔らかいのですが、芯には讃岐うどんならではのコシを感じて貰えるようにつくっています。
ーー40年続く老舗店として。
お客様はとにかく地元、ご近所の方が多いですね。
昔からですが、お年寄りの方が大変多くご来店頂いています。
色々な讃岐うどんがあると思いますが、お年寄りや小さなお子さんにも食べやすい、うどんだと思います。
出汁は40年間変えていませんので、そういうところもお年寄りの方々に安心して頂いてい理由かも知れませんね。
ーー男性客を虜にする肉系メニューの数々。
モリモリ食べて元気になって頂きたいのでボリュームには気を付けています。
うどんはもちろん、トッピングの肉や天ぷらも出来る限り満足する量を提供したいですよね。
人気メニューは肉系メニューで「温玉ぶっかけ」や「肉うどん」です。
自分も肉系が好きですので、まかないでは肉系メニューをよく食べてますよ(笑)。
ーー「まごころ」さんが大切にしている3つのこと。
セルフのうどん屋を続けていく上で信念として、掲げていることが3つあります。
1つ目は「ボリューム」です。
お腹を空かせたお客様の胃袋を裏切らないように、お腹一杯食べて頂けるように、とにかく量をしっかり提供することです。
ーー「お客様を待たせないこと」。
2つ目はお客様を待たせないことです。
セルフうどん店に求められていることは美味しさと同時にスピードだと思います。
お腹が空いてる時に待たされると、良い気持ちしませんよね。
色々なうどん屋さんの形態がありますが、当店はお客様からスピードも求められていますし…認められているところだとも思っています。
ーー「出来るだけ手作りのものを出す」。
3つ目は手を抜かない、出来るだけ手作りにしています。
限界はありますが、可能な限り、出来るものは手作りでつくるようにしています。
うどんを打つのも、席数が多いので全て手作業と言う訳には行きませんが、半手打ちのイメージで毎日打っています。
トッピングの天ぷらやうどんにのせるトッピングも手作りの温かみあるメニューを意識しています。
セルフうどん店でスピードと並行して、手を抜かないようにしています。
ーー店主福田さんオススメの「肉釜玉うどん」。
注文から、少しお時間頂きますがオススメは「肉釜玉うどん」です。
当店の釜揚げしたばかりのもちもちしたうどんとたっぷりの牛肉と玉子の相性は抜群です。
ーー40年続いたからこそ、お客様のお褒めの言葉。
常連のお客様から、
「熱いうどんも冷たいうどんも、両方うまいのう。」
と褒めて頂いたことがあります。
うどん好きな方は舌が肥えてます。
特に香川県内で毎日うどんを食べているような方に認めて頂くのは嬉しいですよね。
熱いうどんも冷たいうどんも「まごころ」のうどんが提供出来ているんだと思っています。
ーーこれからも変わらず息の長いうどん屋でいたい。
これからも息の長いうどん屋として、愛されるためには毎日の1日1日を真面目に手抜きせず作り続けることしかないです。
当店が大切にする「ボリューム」「待たせないこと」「出来るだけ手作り」を掲げて、毎日真心こめてうどんづくりに精進したいです。
まごころ | |
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住所 | 〒763-0062 香川県丸亀市蓬莱町55−3 |
電話番号 | 0877-24-3377 |
営業時間 | 6:00~16:00 ※休みは元旦のみ |
公式サイト | http://seimensho.jp/information/ |
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この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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