ーーうどん屋としての創業。
1960年(昭和35年)に枌所で玉売りのみの製麺所として先代が始めました。

その後、高松空港が完成した頃の1990年(平成2年)12月9日に現在の場所に移転しました。店内で食べられるスタイルに変わりましたが平日、土曜に関わらず幅広い年代のお客様に来ていただいています。

※息の合ったチームワークで店内は活気にあふれています。

※大きな釜で茹でるうどんは少し太めでコシが抜群。

ーー豊富なメニューのなかで一番人気は「肉うどん」。

メニューの考案はお客様のニーズによって変化しています。

移転後は学校関係や農業関係のお客様が多くなりました。その常連さん達のリクエストによって肉うどんが定番化して、さらに口コミによって拡がっていったのが理由だったと思います。

※常連さんのリクエストから生まれた「肉うどん」は500円。(※2020年4月現在)

※「冷たいぶっかけ肉」もオススメメニューだそうです。

※ゆず酢。オススメは刻んだアゲにゆず酢をかけるとさらに美味しく。

ーー長年、うどん屋さんをして嬉しかったこと。

やはり、お客様から「美味しかったよ」「良かったよ」と言われることが一番嬉しいです。

そして、休日にご家族と一緒に来てくれることもあります。さらに地元を離れ、久しぶりに香川に帰ってこられたお客様が足を運んで下さるのも嬉しい出来事です。

※創業当時から今も変わらず、早朝に起きて仕込み作業をしています。

※テーブル席とカウンター席にはお客様で賑わいアットホームな雰囲気を醸し出しています。

ーー今後についての意気込み。

おかげさまで何十年も地元で愛されるお店になることができました。

大切なのは「変わらずにあり続けること」だと思います。そのためには健康が一番だと常々気をつけています。毎朝5時から仕込みを始めて、午後2時にお昼間の営業時間が終わるまで毎日があっという間に過ぎていきます。

例えば、大雪や台風の日でも来て下さるお客様がいらっしゃいます。そのお客様のためにも、休まず営業を続けることが何よりのお返しだと思っています。

※「奇をてらわず、変わらないことが継続の秘訣。」と語る岡茂子さん。お忙しいところ、ありがとうございました。