仲多度郡琴平町「大庄屋」のクラフトヌードル~讃岐うどんはまだまだ変われます~
10分うどんでお馴染みの大庄屋さんが日本初クラフトヌードルブランド「NODUE’」を設立。
クラフトヌードルへの想いや誕生のきっかけを大庄屋専務の山地さんにお話を伺いました。
仲多度郡琴平町「大庄屋」のクラフトヌードル~讃岐うどんはまだまだ変われます~
ーー日本初?「クラフトヌードル」誕生。
普段から、自分がクラフトビールが好きでよく飲んでました。
クラフトビールはとにかく種類が豊富で選ぶのも楽しいんですね。それに職人さんの熱い気持ちが1本1本に感じられます。
安直ですが、それをうどんで出来ないかと最初に思いました。
ーー「クラフトビール」の良さ。
ビールにワサビやフルーツが入っていたりと驚くほどの多様性が良さですね。
私の知りうる範囲でも種類の豊富さが本当に楽しいし、味もそれぞれ特徴的で美味しい。
その日の気分で飲むビールを変えたり、一緒に飲んでいる人の好みに合わせたりして出来ます。とにかく自由度が高いのが良いですね。ちなみにうどんが入っているクラフトビールもありますよ。
ーー「クラフトヌードル」のきっかけ。
うどんと言うのは作る人も、食べる人も本当に伝統を大切にしています。
讃岐うどんもそうだと思います。
多くはコシのある弾力の強い贈答用の讃岐うどんが受け入れられています。
一方で伝統を守りながらも、クラフトビールのように職人の気持ちがこもったバラエティ豊かなうどんがあったら面白いなという思いつきがきっかけです。
ーークラフトマンはかっこいい。
うどん職人さんもそうですが、クラフトマンはかっこいいです。
モノづくりを追求する人は独特のカッコよさがあります。
もしも、職人さんが丹精込めて作ったうどんが種類豊富で選ぶ楽しさもあれば、讃岐うどんの可能性は無限大に広がると思っています。
ーー目指す先は多様性のある讃岐うどん。
讃岐うどんは小麦粉と塩と水という限られた材料でつくります。それでも讃岐うどんは独自性と創造性があります。
私もほぼ毎日、讃岐うどんを食べますが、どこのお店も特徴があり、素晴らしく美味しいです。
うどんの可能性をさらに広げるとしたら、必要なことは多様性だと思います。
材料や食べるシーン毎に多種多様なうどんを提供出来れば、うどんはもっと大きく発展すると感じています。
ーーとにかく色々なシーンで讃岐うどんを。
10分うどんもそうですが、色々な側面から讃岐うどんを楽しむことで、まだまだ可能性は広がると思います。
お客様の色々な人生の場面で、うどんが一緒にあれば最高です。
イベントもそうですが、結婚前夜の食事や記念日、最後の晩餐等…。
色々なシーンでうどんはお客様の人生と関われる可能性が多いにあると思いますよ。
ーー最後に一言。
伝統をしっかり守りながら、攻めるところは攻めていきたいです。
お客様にうどんを提供するだけのメーカーでなく、うどんを用いた食事シーンや思い出を演出したいんです。
多様性のあるうどん=クラフトヌードルをきっかけに、色々な価値を提供していきたいですね。
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大庄屋 株式会社 | |
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住所 | 〒766-0001 香川県仲多度郡琴平町1223-9 |
電話番号 | 0877-75-5980 |
公式サイト | https://www.osyoya.com/ |
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この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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