ーー「うどんタクシー」とは。

香川県の讃岐うどん巡りがタクシーで出来る、観光型のアクティビティです。タクシーを貸し切って、お客様の行きたいうどん屋さんや行ったことのないうどん屋さんへご案内します。色々な楽しみ方が出来ると思います。

※「うどんタクシー」ドライバーの多田さん。琴平KOTOHIRA TRIP BASE前で。

ーードライバーになるまで。

元々は運輸事業部で配車手配などの内勤業務をしていました。

ここ数年で「うどんタクシー」をご利用されるお客様に外国人観光客が、かなり多くなりました。私は少しだけ英語が出来ましたので、社内ヘルプするような感覚で「うどんタクシー」のドライバーになることに。免許や社内試験を受け、ドライバーを目指すことになりました。

※写真は琴平にある「KOTOHIRA TRIP BASE」。観光案内やパンフレット配布にレンタサイクル等、様々なサービスもしています。

→KOTOHIR TRIP BASEのHPはこちら。

ーーご本人も大の讃岐うどん好き。

生まれは香川県ですが、県外にいた期間が多かったのですが、両親が生粋の香川県人でした。県外で住んでいたのですが、毎週土曜日のお昼は自宅でうどんを食べていましたね。

こういう環境でしたので、今でも最低週3回はうどんを食べます(笑)。

現在は企画開発部で「うどんタクシー」のドライバーをしながら、讃岐うどんと観光を結びつける企画も考えたりしています。実際に観光で来られたお客様をご案内していますので、お客様の声をダイレクトに企画に反映できます。

※「好きなうどんはその日の気分で変わります(笑)」と多田さん。

ーー「うどんタクシー」のやりがい。

「うどんタクシー」に乗られたお客様に「多田さんのおまかせで!」とご要望頂くことがあります。

私なりに、お客様のうどんの好みやお店の雰囲気を出来るだけ、細かくお伺いするようにします。ご案内したうどん屋さんのうどんを食べて頂いて「美味しかった」や「楽しかった」と言って貰えると本当に嬉しいですね。行き先が決まっていないのも「うどんタクシー」の面白さだと思います。

※外国人のお客様も多くなり、改めて「讃岐うどん」の人気ぶりを感じるそうです。

ーー大切にしている地元うどん店とのつながり。

お客様はもちろんですが、実際に案内するうどん屋さんともしっかりとコミュニケーションを取るようにしています。

まずは自分が一店舗、一店舗、しっかり理解しないと、お客様にも満足してもらえません。私も実際にうどん屋さんの店内に同行することも多いので、店主さんに少しでも信頼して頂けるようになればと思います。どこも気さくに対応してくれていますので感謝しています。

※写真は明治時代創業、琴平の「はなや食堂」さんにて。天ぷらを揚げはじめる時間等々、うどん屋のことを出来るだけ細かく把握するようにしているそう。

ーー「うどんタクシー」ドライバーとして。

先輩ドライバーは、私よりも年上で経験もあり、讃岐うどん店のことはもちろん。地元の穴場スポット等も本当に詳しいんですね。ですので、こまめにドライバー同士で情報交換したり、教えて貰ったりしています。

でも、英語は私の方が得意なので逆に教えてあげたり…とにかく和気藹々と楽しく仕事をしています(笑)

※写真は「はなや食堂」の女将さんと。地元のうどん屋さんともコミュニケーションを大切にされています。

ーー行き先が決まっていない「うどんタクシー」の魅力。

基本的に「うどんタクシー」は行き先は決まっていません。

お客様の要望のお店に行くか、お客様と相談して、一緒に考えながらうどん屋さんを決定します。1店舗目に行って、お客様の反応を見て、予定していたうどん屋さんを急遽変えたり…お客様の気分もお腹の具合も変わりますから。

そこは私も楽しみながら、臨機応変にご案内するようにしています。

※「讃岐うどんを食べて頂くだけでなく、せっかくの香川観光の思い出になれば」と多田さん。

ーー最後に一言お願いします。

「うどんタクシー」はご予約して頂いて、お客様の指定場所までお迎えに上がります。香川県内エリアも決まっていませんので。高松市内をご案内したり、琴平方面をご案内したり。お客様のご都合とご相談して、行き先を決めています。

現在は観光客の方が多いのですが、県内の方でも十分楽しんで貰えると思いますので、お気軽にお問い合わせください。

※うどんの行灯が目印の「うどんタクシー」。讃岐うどんを濃く楽しむならオススメです。

→「うどんタクシー」料金について。

→「うどんタクシー」お申込みはこちら。