高松市川島東町「ふる里うどん」~お客様へ誠心誠意の讃岐うどんづくり~
高松市川島東町にある人気店「ふる里うどん」の店主笠井さんを取材。うどんづくりについてのこだわりやここだけの話をたっぷりとお伺い出来ました。
高松市川島東町「ふる里うどん」~お客様へ誠心誠意の讃岐うどんづくり~
ーーふる里うどん創業。
以前の春日町から現在の川島東町へ移転しました。
父のうどん屋を継ぐ形となりました。
時代柄でしょうか、父からうどんづくりを手取り足取り教えてもらった記憶はないんです(笑)
ほぼ独学ですが、父の代の常連さんが今でも来て下さるということは…やっぱりどこか似ているところがあるのかも知れません(笑)。
ーー限りなく一般店に近いセルフうどん店。
お客様には今日、自分が出せる最高の一杯を出したいんですね。
お店の形態はセルフ店ですが、基本的には注文を受けてからうどんをつくります。
出来るだけ、手間暇かけて美味しい一杯を出したいですよね。
ーーお客様に美味しいうどんを提供したい。
ウチは数多くのメニューがあります。
トッピング感覚で具材をうどんに乗せて終わりではなく、必ずひと手間加えます。
うどん以外の具材を小鍋に入れて炊き合わせることで、全体の味、出汁やうどんと馴染むことで、バランスが良くなりますからね。
それでピーク時は、かなりお待たせすることもあり申し訳なくも思っています。
ーーうどんづくりのこだわり。
技術的なことはほぼないです。
その日、食べたお客様が「美味しい」と思ってもらえるかの勝負ですから。
うどんは団子の状態でも日によって違いますし、もっといえば小麦粉も袋毎やロット毎に全然違いますから。
毎日の気温や材料の違いを感じ取って、自分で修正しながら作ることが大切だと思います。
ーー小麦粉について。
小麦粉は5種類をブレンドしています。
簡単に言うと、さぬきのゆめを2種とASW3種を季節毎にブレンドの割合を変えています。
当店ならではの特徴で言いますと、さぬきのゆめを石臼で粗く引いたものを入れています。
それを入れることで、さぬきのゆめならではの小麦の香りが抜群に良くなるんです。
自己満足かも知れませんけどね。
ーーふる里さんといえば「カレーうどん」。
自分がカレーが好きなんですよね。
それで「カレーうどん」を出すなら、とことん研究して納得したものをメニューにしたいと思っていました。
ウチはスパイスを一から自分で焙煎しています。
ですので、完成まで10年以上かかりました。長すぎですね(笑)。
ーー実は今ほどの人気はなかった「カレーうどん」。
有難いことに現在は売り切れるほどの人気メニューになりました。
実は昔はあまり出てなかったんですよ。
これはTwitterで大庄屋の山地さんや著名人の方々が
「ふる里さんのカレーうどんが美味しい」
と投稿してくれて、定番みたいになったんですよ。
ーーうどん屋として大事なこと。
お店側の作り手のこだわりと言いますか…、より美味しくするための努力が大切だと思います。
最後に決めるのはお客様ですから。
そこを勘違いしないようにしています。
自分がいくら時間をかけて美味しいと思っても…毎日来て下さるお客様が「美味しい」と思わなければうどん屋をやる意味もないように思います。
ーーおすすめメニューは。
多くの香川県のうどん屋さんは「かけうどん」が一番出るメニューだと思いますが、ウチはメニュー数も多いので、日によって変わったり、冬は「しっぽく」が出たりと色々です。
変化球系のメニューもかなり多いので、気の向くまま色々なメニューを召し上がって頂くのも嬉しいです。
ーー最後に一言。
場所柄、地元のお客様がほとんどです。
平日はビジネスマンや近隣の方、休日はご家族で来て頂いたり、本当に有難いです。
季節によって、色々なメニューもご用意しています。お近くに来られましたら気軽にお越しください。
ふる里うどん | |
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住所 | 〒761-0443 香川県高松市川島東町523-4 |
電話番号 | 080-6399-9509 |
営業時間 | 11:00~15:00 ※休みは水曜日 |
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この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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