高松市天神前「めんや七福 本店」~飽くなき細麺へのこだわり~
2013年に讃岐うどん激戦区の香川県高松市内に開業。
独自の細麺が口コミで人気に。今回は「めんや七福 本店」のこだわりの麺づくりを店主笹尾さんに取材しました。
高松市天神前「めんや七福 本店」~飽くなき細麺へのこだわり~
ーー香川県庁やビジネスマンが多い独特の立地。
昼はおかげさまで戦争状態です(笑)。
忙しいビジネスマンの方にご来店頂きまして、平日は毎日忙しくさせて貰っています。忙しい中でも、お客様との瞬間のコミュニケーションは大切にしています。
ーー人気メニュー「えびすぶっかけ」。
国産の牛肉豚肉(※仕入れ状況に変化します)をたっぷり入れて、気持ち甘めのぶっかけ出汁「えびすぶっかけ」が一番人気です。開業から続く当店の定番メニューです。男性のお客様が多いのですが、毎日食べてくださる方もいらっしゃいますよ。
ーー口コミで広がり人気「めんや七福 本店」の細麺。
私が細めのうどんが好きだったんですね。
きっかけは私が香川県出身で東京育ちと言うのがあると思います。高松市内中心部では、昔ながらの太めでしっかりとした讃岐うどんを出す店が多く、細めのうどんを出している店が少なかったのも理由の一つです。
本当に自分が好きな細い麺で、激戦区の高松市内で勝負してみようということがはじまりです。
ーー細部までこだわる「細いうどん」。
細い分だけ、ごまかしが効かないと思います。
讃岐うどんの特徴でもあるコシと弾力の強さもありながら、バランスを大切にしています。もちろん細い麺ならではの弾力やコシはありますが、もちもちとした食感に喉越し、麺肌等…、特に小麦の風味や味を楽しんで頂ける麺に仕上がっていると思います。
ーー自分が好きなうどんで勝負したい。
私は香川県で生まれたのですが、育ちは東京です。
東京で暮らしていても「讃岐うどん」は頭の片隅にあり、うどん王国と言えば自分の中では香川県でした。うどん王国で自分の好きな細いうどんは受け入れられるか?受け入れて欲しい…、どこまで出来るだろうか…というところが出発点でした。
ーー試行錯誤の細い讃岐うどん。
細い麺ですので、中々まとまらないんですね。
小麦は風味や味、色をふくめて国産小麦を使うことは決めていました。この「味」と「風味」を維持しながら、どうすれば安定した品質でお客様に提供できるかということです。業者さんへもお願いして、色々な小麦粉を紹介して頂いて、試したのはもちろん。様々な打ち方と茹で方、寝かし方を研究しましたね。
ーー「めんや七福 本店」の細麺の楽しみ方。
「えびすぶっかけ」が人気ですが、はじめての方は「かけ」を食べて頂きたいです。「ひやあつ」や「ひやひや」等、出汁と麺の温度を変えて召し上がって頂くと、より当店のうどんを楽しんで頂けます。食べ方によって、口の中でのうどんの表情を感じて頂けると思いますよ。
ーー「めんや七福 本店」と「別邸」の違い。
実は坂出市に「めんや七福 別邸」も構えています。
高松の本店はセルフサービス店で地元のビジネスマンの方がほとんどですので、スピードを優先しています。毎日の瞬間のコミュニケーションでお客様と信頼関係を築いています。
坂出市の「別邸」は真逆のフルサービスでゆっくりとくつろいで頂くことをコンセプトにしています。実はうどんの麺の太さも変えています。高松市の本店は細麺、坂出市の別邸は中太麺です。
ーー最後に一言。
高松市内中心部でこんなところにも、うどん屋さんがあったのかという立地です(笑)。麺は細麺ですので、出汁ともよく絡みスルスル食べて頂けます。
もちろん、麺だけでんなく食材にもこだわっています。牛肉や豚肉、たまごに出汁も取り合う使うものは、仕入れから真剣にしていますので。お気軽にご来店くださいね。
めんや七福 本店 | |
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住所 | 〒760-0018 香川県高松市天神前6-10 |
電話番号 | 087-802-1975 |
営業時間 | 10:00~14:30(麺がなくなり次第終了) ※休みは日曜日 |
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この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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