※高松空港から車で10分もあれば到着するこがね製麺所空港通り店。

香川県内だけでも14店舗以上ある地元民にはおなじみのセルフうどん店です。

高松空港通り沿いにある空港通り店を取材させて頂きました。

店内に入ると「いらっしゃいませっ！」と歯切れのよい挨拶が飛び交います。

今回は夏季限定の「四万十のり冷かけうどん」をご紹介します。

※「四万十のり冷やかけうどん」(小)300円。

色鮮やかな高知県四万十産のりが目をひきます。

早速、松山店長にお話を伺いました。

※「四万十のり冷やかけうどん」は女性にも人気の夏限定メニューと元気よくお話頂く松山店長。

ーー早速、「四万十のり冷やかけうどん」について教えてください。

全社的にうどんや出汁にこだわっているのは当たり前なのですが、プラスaの新メニューが必要ということになりました。

そんな中、高知県の四万十産の海苔をうどんに入れるというアイデアはふとした瞬間に生まれました。

私の上司がたまたま高知県に釣りに出かけており、四万十の海苔を食べる機会がありました。

食べてみるとうどんとの相性が良さそうだということ、同じ四国の高知県の名産ということもあり、すぐにメニュー化されました。

新鮮な四万十産の海苔を使うことがポイントです。

新鮮な海苔の風味に磯の強い香りは冷やかけだからこそ最高の相性が生まれて、四万十の海苔の美味しさも最大限生きてきます。

これが温かいうどんですと、味も香りも違うものになりますので、冷やかけでさっぱりと食べれるのが、人気メニューの要因なのだと思います。

夏季限定メニューですが見た目も涼しげで女性受けの良いメニューですね。

四万十の海苔が取れない時期もあります。

2016年は仕入れるのが難しくお客様に提供することが出来ませんでした。

逆に言いますと新鮮な海苔しか使いません。

出来不出来によりメニュー化しない年もどうしても出てきてしまうのが悩みどころです。

※香ばしい四万十産の海苔と冷やかけ、ねぎと天かすを入れることでより食感と香りが楽しめます。

ーー店舗について教えて頂けますか？

当社の理念は「大切な人に喜んでもらえる店づくり」です。

私の中でうどん屋というのは味はもちろんですがまずは元気。

元気がないうどん屋は商売にはならないと思います。

毎日来て頂いている常連さんにはいつもの安心出来るうどんだけでなく、元気な挨拶にプラスしてひと言、ふた言のコミュニケーション。

これが一番大事です。

香川県のうどん屋というのはご近所の常連さんで成り立っていますので、例えどれだけ繁盛しても忘れてはいけない原点です。

※トッピングは定期的に見直しをして、毎日来る常連さんにも飽きのこない構成にしているそうです。(写真は人気のげそ天)

ーー基本的なことですがうどんについても教えてください。

夏季限定の「四万十のり冷やかけうどん」以外にも基本的な讃岐うどん店のメニューももちろんご用意しています。

うどんは出来たて新鮮さが命です。

温かいうどんは30分以上、冷たいうどんは5分以上経過しますとお客様へは出しません。

お客様には出来たてのうどんをいつでも食べて頂きたいからです。

当社チェーン店ではどの店舗でも徹底しています。

もっと言いますとその日の気温や湿度で新鮮でないと判断した時点で新しいうどんび作り直します。

夏場は厨房内もかなり温度が上がりますのでマニュアル通り30分ではなく、今日は20分迄というように一日一日でベストの判断を心がけています。

特にお昼前後はお客様の数もピークになりますので、より早くより美味しいものを元気に提供しています。

良く出るメニューは「釜揚げうどん」か「釜玉うどん」です。

釜から揚げたてのうどんがやはり一番おいしいです。かけやぶっかけ等も良く出ます。

また、朝のタイムサービス(かけうどん小が150円)も実施しています。

お客様の生活に密着しつづけるうどん店でありたいと思います。

※客数も多い人気のセルフうどん店ですが、店内は常に清潔に掃除が行き届いています。松山さんのお客様への思いが感じられます。

ーー最後に一言お願いします。

常連さんに愛されている店だとは思いますが、県外の観光客の方も高松空港が近い場所柄、有り難いことに本当にたくさん来て頂けています。

夏場はせひ当店一押しの｢四万十のり冷やかけうどん」を召し上がって頂くのも良いですし、釜玉や釜揚げもおすすめです。

香川の思い出になるような記憶に残るお店を目指しています。

空港からも車で近く、年中無休で朝7時から営業中ですので是非。