丸亀市土器町「手打ちうどん丸亀渡辺」~伝統と新しい感覚が融合した讃岐うどんづくり。
- 2020.01.16
SNSなどで話題の「手打ちうどん丸亀渡辺」さん。店主の渡辺さんにお話をお伺いします。
丸亀市土器町「手打ちうどん丸亀渡辺」~伝統と新しい感覚が融合した讃岐うどんづくり。
ーーうどん屋開業にいたる経緯は。
約40年前に祖父が丸亀でうどん屋を始めまして、私で3代目となります。
6年前に香川へ戻り実家を継ぐ準備に入る訳ですが、まずは親戚でもある高瀬の「渡辺」で半年間、実家で1年間集中して修業をしました。
ーー修業時代のエピソード。
修業を初めた頃は27歳で、修業中は朝の8時から夜の8時までずっと立ち仕事が続き、うどん屋はつくづく体力が必要な職業だと痛感しました。
高瀬渡辺では短い修業時代でしたが、𠮟られた経験しか記憶にないぐらい厳しく指導されたと思います。実家に戻ってからの修業時代ではうどん作りの他に接客面でも学ぶことが多かったです。
ーーうどんづくりのこだわり。
私自身に他の方に比べて経験が浅いのを自覚しています。
なので自分にしか出来ない日々の努力を怠らないようにしています。
うどんを作る際の食材配合の数値化など「見える化」することで、安定した味のうどんを提供できるようにしています。
当店では、うるめ鰯、鰹、鯖、鯵を主に使って出汁を取っています。渡辺家のルーツが関西系ということもあり、他のうどん屋さんとは少し違った味付けなのかもしれません。やはり小さいころから慣れ親しんだ味が染み入っていますね。
ーー経営で大切なこと。
なにより“健康であること”が大切であると考えます。自分も含めスタッフみんなが元気でいることがお店の活気にもつながります。体調管理には充分気をつけています。
そして、お客様への感謝の気持ちを忘れないことが大事だと思います。数多あるお店があるなかで当店を選んでくださり足を運んでくださるお客様には感謝しかありません。
ーー今後の意気込み。
私自身の成長のため、そして当店の成長のためにも、新しい人材の教育が不可欠であると考えます。若い人たちにとってこの業界は思っている以上に体力的にも大変なのかもしれません。
ですが、それ以上に讃岐のうどん作りというものは、やりがいや魅力があるものだと思います。
自分に負けることなく、学び、成長してもらいたいと願っています。ゆくゆくは当店から独立し、自分の城を構え、共に讃岐うどん界を盛り上げていければいいなと思っています。
手打ちうどん 丸亀渡辺 | |
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住所 | 香川県丸亀市土器町東1-97 |
電話番号 | 0877-24-3532 |
営業時間 | (月・火・金・土・日)11:00~19:00(玉切れ次第終了) (水)11:00~17:00(玉切れ次第終了) ※休みは木曜日 |
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この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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