「讃岐うどん英才教育キット」って何だろう 〜後編~最高うどんビジネス責任者の北川さんを取材。
- 2019.01.30
話題の「さぬきうどん英才教育セット」をつくった瀬戸内うどんカンパニーCUO(最高うどんビジネス責任者)の北川さんのインタビュー後編です。
「さぬきうどん英才教育セット」について、お話を伺いました。
「讃岐うどん英才教育キット」って何だろう 〜後編~最高うどんビジネス責任者の北川さんを取材。
前編はこちら
ーーさぬきうどん英才教育キットの楽しみ方
讃岐うどんについて知ることが出来、実際に作って体験することが出来るキットです。
香川県内のおじいさん、おばあさんが東京で離れて暮らす孫へ贈るギフトのイメージです。
他にも、自由研究の題材や家庭での食育、体験共有ツールとして使って頂けたら、嬉しいですね。
香川県の文化である讃岐うどんづくりを手軽に体験しながら、讃岐うどんへの興味や子供の探求心を刺激できる内容となっています。
ーー子供からお年寄り、さぬきうどん初心者も楽しめる
そうなんです。
理想はこのキットでおじいさん、おばあさんがお孫さんとで、讃岐うどんづくりを体験共有してほしいですね。
企画段階ではどうすれば、小さなお子さんに受け入れられるか、楽しんでもらえるかとういうことを考えました。
ーー小さな子供の興味関心を持続させる「しかけ」
デザインはとにかく可愛らしく、POPでカラフルなものにしています。
特に私自身が力を入れたのは、中に入っていますワークブックとシールです。
うどんの小麦粉や出汁へのこだわりは信頼できる地元の業者さんにお任せしています。
子供が飽きないように、関心を持ち続けられるように考えました。
ワークブックは簡単に言うと絵本です。
絵本で讃岐うどんの歴史や作り方、香川県についてわかるようにかわいくデザインしています。
ーー讃岐うどんづくりは「本気コース」と「お手軽コース」がある
うどん生地を寝かした場合と、そうでない場合を選んでもらうようにしています。
本気コースは「菊揉み」や「熟成」も体験できる、1日かかる本格的なコースです。
讃岐うどん作りはやっぱり、本気コースをおすすめします。
お手軽コースは半日で終わるような工程にしています。
香川県内でもうどん作りを体験できる施設がありますが、こちらは自宅で讃岐うどんを作る前提ですので、長い時間楽しめますよ。
家族で讃岐うどんを協力してつくることで、香川県への愛着や讃岐うどん、さらには食への興味関心が湧いてくれればいいなと思います。
ーーとにかく苦労した絵本づくりとシールづくり
小さなお子さんがどうしたら、楽しんで貰えるかということを試行錯誤しました。
これだけ、インターネットが当たり前になり、スマートフォンが普及されても、まだまだ小さい子供は絵本が好きなんですよね。
私の子供も小さいので、絵本を読み聞かせています。
それをきっかけに、絵本で讃岐うどんづくりを見せようと思いました。
それだけでは、飽きてしまうのでシールと組み合わせました。
これも、私の子供がシールを部屋中に貼っているのを見…これは良いなと感じました(笑)
ーー「つくって食べる」讃岐うどん文化の復興
何となくでも、うどんづくりを実体験することで、改めて「讃岐うどん」を見る目や感じ方が大きく変わると思います。
こういう風に讃岐うどんは作られていて、いざ自分が食べる立場になると、体験も含んだ味や感想が出てきます。
また、讃岐うどんの名店の職人さんが作ったうどんに対して、そこにも敬意や発見が生まれます。
その体験から、讃岐うどんへの興味関心が高まり、長年香川に受け継がれてきたホンモノの讃岐うどん文化が次の世代にしっかりと継承されればいいなあと。
でも、一番は祖父母と孫、親と孫でキットを通じて、楽しい思い出が出来れば、なによりなんです。
ーーキット内のうどんは
三豊市の「さぬき麺機㈱」さんに一任、監修して頂いております。
本格的な讃岐うどん屋さんが使われている材料にして貰っています。
うどんの原料の小麦粉は2種類。
コシが楽しめるタイプとスタンダードなタイプの2種類あります。
このキットで讃岐うどんが合計10人前作れるますので、パーティー等でも楽しんで頂けるのではないでしょうか。
ちなみに麺棒は子供用サイズの特注なんですよ。
ーー最後に一言お願いします
本格的な讃岐うどんを楽しく、わかりやすく、手軽に作ることが出来ます。
離れて暮らすお孫さんへのギフトにも。
一緒に作って頂いても、きっと楽しんで頂けるのではないでしょうか。
ご家族の思い出づくりになれば何よりですから。
また、「さぬきうどん英才教育キット」をきっかけに讃岐うどんの持つ魅力を広げ、興味を持ってもらえる子供達が増えればいいなと願っています。
さぬきうどん英才教育キット購入WEBサイトはこちら | |
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公式サイト | https://udonkit.official.ec/items/10823489 |
この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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