
今話題の「チャットGPT」に讃岐うどんについて聞いてみました〜讃岐うどん×AIで遊んでみました〜
- 2023.02.21

話題沸騰中の「ChatGPT」。
「Chat GPT」はGPTと呼ばれている大規模な言語モデルを組み込んだ対話型の人工知能だそうです。
2022年11月に公開されて以降、優秀すぎる回答ぶりと的確すぎるチャット対応で人気です。
日本語の質問に対しても、気軽にチャットしているような自然な言葉で応対してくれます。
そんな「ChatGPT」に讃岐うどんについて聞いてみました。
今話題の「チャットGPT」に讃岐うどんについて聞いてみました〜讃岐うどん×AIで遊んでみました〜
ーー話題のAIチャット「チャットGPT」。
2022年末から様々なメディアで紹介されている「チャットGPT」。
アメリカのサンフランシスコのOpenAI社が生み出した最新のAIチャットボットでだそうです。
AIは人間の知能を越えるのか。
そして、AIは讃岐うどんのことをどこまで理解してくれているのでしょうか。

※チャットGPTのTOP画面。スペースに文章を入力するとチャットで最適な回答を返してくれるようです。
ーーAIが考えるうどんの概念は。
最先端のAIは日本の小さな県のローカルフード「讃岐うどん」のことを知っているのでしょうか。
いきなり、「讃岐うどん」はハードルが高いかも知れないので、まずは「うどん」について聞いてみました。

※「厚手の小麦製粉の一種」…という的確な回答の後には「炒めてメインディッシュとしてお召し上がり頂けます」との回答がありました。

※続いて、うどんが美味しい理由を聞いてみました。 的確で論理的な文章で回答が来ました。 「コンフォートフード」という聞いたことのない単語も。 ちなみに「コンフォートフード」の意味は、食べたものに何がしらの教習を呼び起こす食べ物という意味もあるようです。 表現の仕方がおよそ人間では考えつかない「コンフォートフード」や「文化的意義」等、AIらしい単語が使われているのが新鮮です。
ーー讃岐うどんのことを聞いてみました。
本題の「讃岐うどん」について。
AIは香川県のローカルフード「讃岐うどん」を理解しているのでしょうか。
早速、聞いてみました。

※全国的に…まではOKでしたが、特徴は濃厚な醤油ベースのスープと認識しておりました。 豊富な野菜や豚肉などがトッピングとあり、微妙な表現でした。 もちもち食感というよりは、腰が強く的な回答を期待していたのですが、AIに讃岐うどんを学習する機会はなさそうですね。

※フィードバック提供もできますので、讃岐うどんの特徴である出汁はいりこであること。 麺は弾力のあるコシが特徴と一般的な回答をChatGPTにフィードバックしてみました。
ーーうどんの美味しい地域は。
次にうどんの美味しい地域は?という質問を投げかけてみました。
AIに香川県はうどんが美味しい地域と言われたら、何か誇らしい気持ちになります。
そんな回答を期待して、チャット入力してみました。

※神戸や和歌山、大阪が美味しい地域として挙げられました。福岡や香川が答えに出ないということは、AIも日本のうどんについては学習不足なのかも知れませんね。

※こちらも同様に追加フィードバックを提供。 四国香川県の讃岐うどんが美味しいですと情報提供しておきました(笑)。
調べてみると、ChatGPTの「ラージ・ランゲージ・モデル」と呼ばれるアルゴリズムにテキストデータを覚えさせることで、AIのデータ量が増えていく前提のようでした。
現時点では、AIに香川県のローカルフードである「讃岐うどん」に関する情報が不足していたのでしょう。
調べると、ChatGPTなどのAIチャットもまだまだ完全ではないらしく、今回のように不足している情報分野に関しては致命的な間違いをしている可能性もあるとのことでした。
今後、AIは「テストや改善を繰り返すそうですので、近い将来は「讃岐うどん」について聞くと論文並みの回答が得られる日が来るかも知れませんね。
ーーAIが描く讃岐うどん。
さらに、最近話題のAI画像ジェネレータ「DALL・E2(ダーリー2)」に讃岐うどんの画像を生成してみました。
「DALL・E2(ダーリー2)」は入力された言葉から自動でイラストや写真を生成するAI画像ジェネレーターです。
指定された言葉を高解像度な画像で表現してくれます。
早速、「讃岐うどん」をAIに画像表現してもらいました。

※「DALL・E2(ダーリー2)」のTOP画面です。

※「うどん」で検索するといくつか出てきました。 残念ながら「うどん」に近しいものは一つのみでしたが微妙にそばっぽい感じもします。

※「さぬきうどん」での生成結果は。 やはりChatGPT同様にAIに讃岐うどんの情報が足りなかったようです。
2022年末から騒がれているChatGPTなどのAI。
今後も凄い速さで改善されて行くのではないでしょうか。
近い将来に「讃岐うどん」の歴史や風土、将来について教えてもらえればと思いました。
記事を読んで頂いて、ありがとうございました。

この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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