高松市寺井町「手打ちうどん まつばら」~麺・出汁・かしわ天の人気讃岐うどんメニューの裏側~
- 2020.08.05
宮崎産地鶏を使った「かしわ天シリーズ」が人気の「手打ちうどん まつばら」さん。今回は店主の松原さんに人気メニューやうどんづくり等のお話をお伺い出来ました。
高松市寺井町「手打ちうどん まつばら」~麺・出汁・かしわ天の人気讃岐うどんメニューの裏側~
ーー2008年「手打ちうどん 麦蔵(むぎぞう)」の立ち上げ。
昔から、漠然と飲食店をやりたい気持ちはありました。以前は飲食業とは違う業種の会社で勤めており、紆余曲折ありました。その会社で同僚だった方と2008年に高松市福岡町で「手打ちうどん 麦蔵(むぎぞう)」を共同で立ち上げました。年齢的にも20代前半で若かったので、とにかくがむしゃらに突き進んできました。
ーー繁盛店となった「麦蔵」の人気メニュー。
業界のことも全く分からない状態でしたが、知り合いのうどん屋さんに基本から色々と教えて頂きました。
おかげさまで「麦蔵」は多くのお客様に来て頂けるようになり、「かしわざる」が人気メニューとして、地元の方に定着しました。色々な事を学んだ経験が今でも糧になっています。
ーー「まつばら」のコンセプト。
2015年12月に本当の意味で自分のお店をオープンすることになりました。
これまでに培った「自分がやってみたい事をチャレンジする店」になっています。
お客様には、何よりも出来立てを食べて頂きたいので、セルフ店ではなく一般店として営業することを決めていました。注文が入ってから、うどんを湯がくので多少時間はかかりますが、必ず出来立てを食べて頂けます。
そして、お客様の顔が見えるような店内レイアウトにしたかったです。U字型のカウンターにして、どこからでもお客様の食べている顔が見えるつくりにしています。
ーーうどんづくりのこだわり。
自分なりにもっちり感を出したくて、頑張って毎日打っています。
うどん店を始めた頃から、試行錯誤の繰り返しですが、自分の中では生地の寝かしが大切であると考えています。
当店は宵練りで生地を一晩寝かせています。寝かした生地を切ってすぐに茹でるのではなく、切った後にさらにもう一晩寝かしています。
それによって、自分が求めるもっちり感が出ます。生地を寝かして、強くしなやかにするイメージです。
ーー松原さん渾身の「かしわ天」。
おかげさまで宮﨑県産地鶏を使った「かしわ天シリーズ」が人気です。
甘みもあって柔らかくジューシーな宮﨑県産地鶏を長年惚れ込んで使っています。スパイスで下味を付けて旨味が逃げないように173度の低温でじっくりと揚げるようにしています。衣を薄めに付けることで食感をさらに楽しんで頂けます。
ーー人気の「かしわ天シリーズ」と松原さんがつくるうどん。
うどんメニューのかけ、ざる、ぶっかけでうどんが温かいか冷たいか変わります。
「かしわ天」と当店の色々なうどんを季節毎に楽しんで頂きたいですね。
磯辺揚げなど他の天ぷらもご用意しています。お好みで組み合わせを選んで頂けたらと楽しいと思いますね。
ーーオープンから安定した人気「カレーうどん」。
オープン依頼の看板メニューである「カレーうどん」これも進化しています。
かしわ肉の旨味を出汁にした自家製のカレーを気長に煮込み、熱々の状態でもコシを感じられるうどんにカレーが絡みます。
開店当初はベーシックなカレーうどんのみでしたが、お客様からの要望もあり、最近では幅を広げて「スパイシーチキンカレーうどん」と「クリーミィカレーうどん」もメニューに。その日の気分で選んで頂きたいですね。
ーー最後にひとこと。
おかげさまでオープンして5周年をむかえます(2020年7月現在)。
お客様が「おいしい」と感じて頂くことを変わらずに大切にしていきたいです。
麺、出汁、天ぷらのトータルバランスをより高いところで具現化し、舌の肥えたお客様にも納得して頂けるように、一日一日手を抜かず、進化させていきたいと思います。お気軽にお越しくださいね。
手打ちうどん まつばら | |
---|---|
住所 | 〒761-8085 香川県高松市寺井町1015 |
電話番号 | 087-814-5417 |
営業時間 | 11:00~15:00(麺がなくなり次第終了) ※休みは金曜日と第3木曜日 |
|
この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
- TOP
- 高松の讃岐うどん店情報
- 高松市寺井町「手打ちうどん まつばら」~麺・出汁・かしわ天の人気讃岐うどんメニューの裏側~