早朝の6時頃から営業中の「根っこ 鬼無店」。

人気メニューは「和風玉カレ―うどん」でTV等のメディアでも地元では取り上げられています。

店長の平野さんにお話しを伺いました。

※木製の看板が印象的な温かみのある外観です。

ーー「根っこ」という店舗名の由来について教えてください。

「根っこ」というのは地域にしっかりと根を張り、近隣の方や地域に根ざしたお店になれるようにという意味です。

地域に根差した店舗である以上、地元の方に末永く愛されるうどん店でありたいと思っています。

※地域密着の想いが詰まった店名です。

ーー「根っこ」鬼無店ならではの一押しメニューやうどんについて教えてください。

一番良く出るメニューは｢和風玉カレ―うどん」です。

このメニューは私が前職時代に考案していたものです。

私が鬼無店の店長となった際に社長へ「是非メニュー化を」とお願いしてやらせてもらっています。

前職時代に故やしきたかじんさんに何度も食べて頂き喜んで頂けました。

自分自身とても思い入れのあるメニューです。

夏でも冬でも季節を問わず、お客様からはリピートして頂けています。

※故やしきたかじんさんも召しあがられた「和風玉カレ―うどん」(小)410円。

ーー「和風玉カレ―うどん」の人気の理由は何なのでしょうか？

和風のカレ―出汁を「和風玉カレ―うどん」用で専用でつくっています。

オリジナルで調合ブレンドしたカレ―粉と合わせてじっくり煮込む、あんかけ風のカレーです。

それにとき卵をふわっとのせることでやさしい口当たりと懐かしい味が楽しめます。

もちもちのうどんがつるつるっと進む誰もが好きな味です。

くどくなく、サラっと後味爽やかに食べて頂けるところが支持されているところだと感じています。

例えば前日、お酒を飲んでもさらりと行ける口当たりの軽さが売りでしょうか。

また、男女年齢問わずご支持頂いており、辛いものが食べられないお子様には特別に甘めの「和風カレ玉うどん」もご用意できます。

※あんかけ風のカレーと手打ちうどんが季節を問わず食欲をそそります。

家族連れのお客様が来ても良いように座敷に子供用のイス等…。

地域に根差したお店ならではの心遣いが嬉しいです。店内も

清掃が行き届いており、居心地も良い空間です。

※カウンター席やBOX席に座敷と様々なシーンのお客様も年便利に利用できます。

ーー他のメニューもぜひ教えてください。

基本的な「かけうどん」や「しょうゆうどん」等はもちろんご用意しています。

当店のランチタイムは特に男性のお客様が大変多いです。

そのため、「肉ぶっかけ」が「和風玉カレー」の次に人気のメニューですね。

甘辛く炊いた肉をたっぷりのせてます。

お昼時に仕事で疲れたお客様にはこれをもりもり食べて、元気を出して午後からのお仕事の活力にして頂きたいです。

※どんぶり一杯にのせた、たっぷりの牛肉が男性客の胃袋を掴んでいる「肉ぶっかけ」(小)420円。

※うどんとしっかり混ぜあわせると改めて、牛肉のボリュームを感じられます。

トッピングでは「とり天」が人気です。

ほとんどのお客様がトッピングで「とり天」を選んでくれています。

うちの「とり天」は大きさです。他店と比較して頂いても、かなり大きいと思います。

一般的なお店の倍近くはあるかも知れません。

※お皿からはみ出しそうな程の大きさの「とり天」。人気なのもうなずけます。

※多忙なお昼時は「とり天」目当てのお客様へ出来る限り、揚げたてを提供します。

ーー最後に一言お願いします。

そうですね。引き続き、地域の皆さまに愛されるお店でありたいと思います。

また、観光で香川県へ来られたお客様へも美味しかったと覚えて帰ってもらえるような根っこづくりを地道にコツコツと広げて行きたいと思っています。

私も年齢も年齢ですので（笑）。

次の若い世代へ少しづつ引き継いで行きたいですし、毎日若いスタッフの成長を見ているのが本当に楽しみです。

※「根っこ」は若手スタッフも活躍。平野店長の期待を一身に背負う中野さん。

「根っこ」は各店毎に特徴があります。

セルフうどん店にしては珍しくとても自由度の高いうどん店だと思います。

基本的には伝統的な手作りの讃岐うどんというものが中心に各店舗ともあります。

毎朝仕込を開始して、基本通りに手でこねて、足踏みして…という工程を手作りで毎日行っています。

そうした中でスタッフも日々成長しながら、来てくださるお客様にも喜んで貰える努力を続けています。「根っこ」は県内で3店舗あります。

鬼無店を気に行って頂ければ、次は高松の木太店や三谷店へも足を運んでみてください。

きっと満足して頂けると思います。

※毎日の明け方からの懸命な仕込み姿が目に浮かびます。