
3分でわかる「女木島」の魅力~桃太郎伝説の鬼ヶ島大洞窟から恋人岬に桜まで~
- 2019.03.29

高松空港からフェリーで20分。
瀬戸内海に浮かぶ穏やかな島です。
鬼ヶ島伝説や桜の名所、美しい海水。
さらに瀬戸内国際芸術祭の開催地として注目されています。
現地の観光協会の方や地元の方に見どころを取材。
3分でわかる「女木島」の魅力~桃太郎伝説の鬼ヶ島大洞窟から恋人岬に桜まで~
●高松港からフェリーで20分、距離にして4㎞。
高松港から女木島に2時間に1本フェリーは運航しています。
基本的に日帰りの観光客が多いそうです。
鬼ヶ島大洞窟や島の自然を気軽に半日程度で観光できます。
島内は町営バスが運行されています。
観光であれば、自家用車の乗り入れも必要ありません。

※高松から運航のフェリー「めおん号」。高松~女木島の運賃(大人)も片道370円とお手軽です。
●フェリー乗り場「おにの館」
フェリーが到着して目の前には「おにの館」。
ここでは食事が出来たり、レンタサイクルやバスの発着もしています。
地元の方にオススメのスポットの場所や無料パンフレットを
貰ってから、女木島散策に出発しましょう。

※フェリー乗り場かつ食堂かつ、観光案内所の「おにの館」。館内には鬼の資料館もあります。

※島内の移動は町営バスかレンタサイクル。山頂まではかなりの坂です。電動アシスト自転車が人気です。
●女木島のおすすめスポット「鬼ヶ島大洞窟」。
女木島の山の頂にある「鬼ヶ島大洞窟」。
桃太郎といえば、イヌ・サル・キジを率いて鬼退治。
諸説ありますが、ネタ元もあるそうです。
桃太郎のモデルは吉備の国「稚武彦命(わかたけひこのみこと)」。
イヌは犬島、サルは猿王(綾南町)、キジは雉ケ谷(鬼無町)に
住んでいた勇士だったそうです。
ちなみに高松市鬼町の「鬼無」は鬼退治がおわり、鬼がいなくなったことから由来。

※女木島の山頂にある「鬼ケ島大洞窟」。山頂までは町営バスが出ていますので安心です。

※鬼の根城の洞窟。中はひんやりしており、奥行きは400メートルあります。
●洞窟のさらに上、山頂にある「鷲ヶ峰展望台」。
「鬼ケ島大洞窟」の真上にある「鷲ケ峰展望台」。
展望台の標高は180m以上あります。
瀬戸内海の島々を一望できるロケーションが魅力。
鬼ケ島洞窟からは徒歩5分程度ですが、階段などもかなり急です(笑)
特に人気は桜の時期、展望台いっぱいに桜が満開になるそうです。

※山頂の展望台はベンチも。取材時期は残念ながら、桜は開花したばかりでした。

※頂上は瀬戸内海の島々が一望。瀬戸内国際芸術祭の開催地である島々も見ることが可能です。

※こちらの展望台を登れば、さらなる絶景をみることが出来ます。
●インスタ映え間違いなし「恋人岬」
地元の方、オススメのインスタ映えスポット「恋人岬」。
眼前には、さえぎるものもない瀬戸内海の絶景が。
フェリー乗り場からも近く、待ち時間などで気軽に歩いて行くことが出来ます。
地元の方曰く、
「必ず岬の先まで行ってみてください。」とのこと。
是非、ご自身の目でお確かめください。

※写真は「恋人岬」。このあたりの砂浜は弓の形をしているため「弓ケ浜」と言われています。

※環境省選定の快水浴場百選にも選ばれている「女木島」。海水はもちろんですが、ビーチも綺麗です。
●女木島港のすぐそばにある「モアイ象」。
フェリー乗り場でもある「おにの館」、すぐ隣にモアイ像があります。
香川県高松市のクレーンメーカーが女木島に寄贈。
元々はイースター島のモアイ像の立て直しに協力、
その後、イースター島のモアイ像は世界遺産に。
倒れたモアイ像を立て直すため、実験用につくられたモアイ像です。
一連のエピソードは地元の香川県では有名な話です。

※瀬戸内海でモアイ像も見ることが出来ます。瀬戸内国際芸術祭の雰囲気にもぴったりです。
●春は桜を満喫「桜の島」とよばれる女木島。
女木島は桜の名勝地です。
「鷲ケ峰展望台」の桜はもちろん。
女木島の島内には至る所に桜並木が確認できます。
地元の方や香川県の方も花見で訪れることが多いそうです。

※島の至る所で桜並木が。春はご覧の木々が桜満開に。

※「鷲ケ峰展望台」で確認できた開花したばかりの桜。これが桜の時期では島中で満開に。
●夏は海水浴場にキャンプ地として。
「快水浴場百選」に認定されていますので、夏場は人気です。
キャンプ場も広く、毎年多くの方が訪れます。
通常は日帰り観光が多いのですが、夏場は宿泊する人が多いそうです。
夏場は自転車をレンタルして、1日かけて島内をまわるのもオススメ。

※写真は「県営野営場」。砂浜までは徒歩1分で簡易トイレも近くにあります。

※とにかく海水が綺麗です。見ているだけでも飽きません。眼前には瀬戸内海の島々も。
●海の神様を祀った「住吉神社」と名物「住吉大祭」。
住吉神社も十分徒歩で行ける距離にあります。
実は2年に一度開催される「住吉大祭」。
2年に一度開催され、太鼓台ごと海に飛び込むお祭りです。
基本的に2年に一度。
8月の第1週土曜日と日曜日に開催します。
太鼓台が海へ飛び込むのは、その日曜日の昼12時前後だそうです。
この日は県外からも多くの観光客が訪れ、島内も熱気に包まれるそうです。

※海の神様を祀った「住吉神社」は島の守り神。歩いて行けるのでオススメです。
●瀬戸内国際芸術祭2019のアートも展示。
女木島も瀬戸内国際芸術祭の開催地です。
島内で様々な現代アートと触れ合えます。
島内観光+現代アートを探しながらの島めぐりもオススメです。
半日である程度のスポットを回ることが出来ます。
時間のある方は電動アシスト自転車で島内の美しい自然散策が楽しいです。

※自転車で山頂に行くと、道中は瀬戸内海の絶景スポットがたくさんあります。
※関連記事も下記からお読みください。
鬼ケ島観光協会 | |
---|---|
住所 | 〒760-0092 香川県高松市女木町235 |
電話番号 | 087-840-9055 |
公式サイト | http://www.onigasima.jp/ |
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この記事を書いた人
アユム・スカシヒット(株)一誠社http://isseisha.co.jp/
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